開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 24 |
授業科目名 | 統計熱力学 |
開講曜日と時限 | 水曜日 3・4時限 |
教室番号 | |
開講学期 | 前期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 材料物性工学科 応用物理コース3年 |
必修・選択の別 | |
授業方法 | |
担当教員 |
永田正一 (NAGATA,Shoichi)
(材料物性工学科・応用物理講座) |
教員室番号 | K-603 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5612 |
連絡先(E-Mail) | naga-sho@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 月曜日 16:00-18:00 |
授業のねらい |
ボルツマン分布とは何かを理解し,簡単な問題を
解く技法を修得する。 |
到達度目標 |
1.ボルツマン分布を理解できる。(論理力)
2.統計熱力学の基本的な用語を理解し、 使用することができる。(理解力) 3.基本的な例題を解いて統計熱力学の意味を 説明できる。(応用力) |
授業計画 |
週 授 業 内 容 等 備 考
1週目 シラバスの説明 (教科書) pp.1-140 2週目 量子力学と統計熱力学の関係 pp.1-2 3週目 ミクロ状態の数 pp.6-8 4週目 最も出現しやすい配置 pp.9-11 5週目 ボルツマン分布の導出 pp.12-18 6週目 束縛条件付き極値問題 pp.12-13 7週目 ボルツマン分布則の最も有用な形 pp.15-18 8週目 エントロピーのボルツマンの式 pp.25-28 9週目 分子から集合の分配関数へ pp.33-37 10週目 集合分配関数と熱力学の公式関係 pp.38-40 11週目 ボルツマン分布の演習(1) pp.50-51 12週目 ボルツマン分布の演習(2) pp.56-57 13週目 フェルミ統計とボーズ統計への展開 pp.1-140 14週目 レポートの解答と説明 15週目 まとめ 定期試験 |
教科書及び教材 |
小島和夫, 越智健二 著
「統計熱力学」培風館 定価(2940円) |
参考書 |
小暮陽三 著「統計力学」森北出版
定価(2678円) (図書館に所蔵あり) |
成績評価方法 |
100点満点中60点以上が合格点である。
100点満点で定期試験70点,レポート30点 の割合で評価する。 |
履修上の注意 |
(1)80%以上の出席が必要(未満の場合は,
非履修とみなす)。 (2)質問は大歓迎。 (3)授業の変更や緊急時の連絡は授業中また は掲示板で通知する。 (4)不合格者は再履修しなければならない。 |
教員からのメッセージ |
レポ−トは自力で作成すること。見やすい文字や
書き方を心がけること。 |
学習・教育目標との対応 |
この授業の単位修得は,JABEE基準1(1)の
(d)-(1a)に対応している。 応用物理コースの学習・教育目標の(D): 理工学の基礎に対応している。 |
関連科目 |
この科目の履修にあたっては,1学年前期開講の
熱力学, 1学年後期開講の物理化学A, 2学年後期 開講の量子論を履修しておくことが望ましい。 |
その他 |