開講年度 2007
教育課程名 主専門教育課程 学科別科目
授業科目番号 59
授業科目名 材料工学実験A
開講曜日と時限 金曜日 5,6,7,8時限
教室番号
開講学期 後期
単位数 (2)
対象学科・学年 材料物性工学科 材料工学コース2年
必修・選択の別 必修
授業方法 実験
担当教員 河内 邦夫 (KAWAUCHI Kunio)(代表)
駒崎 慎一 (KOMAZAKI Shinichi)
佐伯 功 (SAEKI Isao)
澤口 直哉 (SAWAGUCHI Naoya)
清水 一道 (SHIMIZU Kazumichi)
田湯 善章 (TAYU Yoshiaki)
教員室番号 河内 邦夫 :K−507
駒崎 慎一 :K−704
佐伯 功 :K−505
澤口 直哉 :Y−607
清水 一道 :K−613
田湯 善章 :K−6151
連絡先(Tel) 河内 邦夫 :0143-46-5640
駒崎 慎一 :0143-46-5673
佐伯 功 :0143-46-5634
澤口 直哉 :0143-46-5668
清水 一道 :0143-46-5651
田湯 善章 :0143-46-5641
連絡先(E-Mail) 河内 邦夫 :kkawa@mmm.muroran-it.ac.jp
駒崎 慎一 :komazaki@mmm.muroran-it.ac.jp
佐伯 功 :isaos@mmm.muroran-it.ac.jp
澤口 直哉 :nasawa@mmm.muroran-it.ac.jp
清水 一道 :shimizu@mmm.muroran-it.ac.jp
田湯 善章 :tayu@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 河内 邦夫 :火曜日  8時30分〜11時30分
駒崎 慎一 :金曜日  9時00分〜12時00分
佐伯 功 :火曜日 15時30分〜17時30分
澤口 直哉 :月曜日 13時30分〜16時00分
清水 一道 :火曜日 15時30分〜17時00分
田湯 善章 :木曜日 15時00分〜17時00分
授業のねらい 材料工学の専門科目に関する理解度を高めることを目的として、1−2年次に開講される科目に関連した事項を実験課題として与える。いずれのテーマも、自ら工夫し、実行し、考えなければ達成できないように設定し、卒業研究に取り組む基礎能力の獲得を狙いとする。また、実験を通して得られた事項を、的確に伝えアピールする能力が得られるようにしたい。
到達度目標 1 材料工学にたずさわる者として当然身に着けなければならない安全意識と知識の獲得
2 材料工学研究に共通する簡単な装置、手法、原理の習得
3 実験を計画、実行し、結果をまとめる能力の向上
4 プレゼンテーション能力の向上
授業計画 以下の5大課題をそれぞれ1−3週にわたって4班に分けてローテーションし、12週の実験を行う。ただし、テーマ(4)、(5)は、同じ班で行う。また、ガイダンス・安全教育(1週目)と『ひずみゲージの使い方』(2週目)を全体で実験の冒頭に行う。

 週    授 業 内 容 等     
1週目 安 全 教 育
2週目 ひずみゲージの使い方
3週目〜14週目(以下のテーマを4班に分けて行う)
   1 合金の冷却曲線測定と状態図の作成 (3週)
   2 液体と固体の比熱の測定      (3週)
   3 エックス線回折と結晶構造学の基礎 (3週)
   4 固体のひずみ測定と弾性係数の測定 (1週)
   5 金属の鋳造およびねじの加工    (2週)
15週 プレゼンテーション準備
16週 プレゼンテーション(発表会)

わりあてられたテーマについてプレゼンテーション資料を作成し(15週目)、プレゼンテーションを行う(16週目)。
教科書及び教材 オリジナルテキストを用いる。
参考書
成績評価方法 60点以上を合格とする。5大課題について、課題・レポート提出状況合計90点満点、プレゼンテーション10点満点により合計100点満点で総合評価する。ただし、レポート提出状況では、受講態度を最大40%加味して評価する。
履修上の注意 1 全回出席し、すべてのレポートを受理され、プレゼンテーションを行うことが必要。
2 材料工学コース所属学生は必ず履修し修得しなければ3年次に開講する材料工学実験B(必修)および材料工学実験C(必修)を履修することが出来ない。
3 授業中の質問はもちろん、オフイスアワーなどの直接の質問も適宜受け付ける。メールではなく、直接教員室に来るように。
4 実験室の変更や緊急時の連絡等は、授業中または専用の掲示板(K棟1階)で通知をする。
教員からのメッセージ 自分と周囲の安全は技術にかかわる者として最低のマナーであり最大のルールです。服装や立ち振る舞いのひとつひとつに意識し、実験に取り組んでください。良く考え、良く気をつけていなければ、満足な結果は得られません。そのためには実験の過程を正しくノートに記録し、センス良くまとめることが必要です。実験は、全回出席が履修原則なので、特別な理由がない限り必ず出席すること。
学習・教育目標との対応 この授業の単位修得は、JABEE基準1(1)の(d)(4):実験の計画・実行およびデータの解析の能力、(e):種々の科学、技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力、(h):与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力、に対応している。
学科の学習・教育目標の、 (D):材料工学の専門能力 、(E):デザイン能力 、(H):問題発見解決能力 、に対応している。
関連科目 1年次で学習した結晶構造学(必修)、熱力学(必修)、物理化学A(必修)の内容を十分に理解している必要がある。
2年次で並行して学習する材料科学A(必修)、材料力学(必修)、材料プロセス学(必修)、材料加工学(必修)に関連している。
3年次に実施する材料工学実験B(必修)および材料工学実験C(必修)に関連している。
その他