開講年度 2007
教育課程名 主専門教育課程 学科別科目
授業科目番号 50
授業科目名 材料プロセス学演習
開講曜日と時限 水曜日5〜6時限(12:55〜14:25)
教室番号 N403
開講学期 後期
単位数 (1)
対象学科・学年 材料物性工学科 材料工学コース2年
必修・選択の別 必修
授業方法 講義と演習
担当教員 桃野  正
田湯 善章
教員室番号 桃野  正:K611
田湯 善章:K615
連絡先(Tel) 桃野  正:0143-46-5637
田湯 善章:0143-46-5641
連絡先(E-Mail) 桃野  正:momono@mmm.muroran-it ac.jp
田湯 善章:tayu@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 桃野  正:月曜日10:00〜11:55
田湯 善章:木曜日15:00〜17:00
授業のねらい ものづくりの歴史を学び、事例を基に演習を行う。
到達度目標 1.材料開発の歴史を学び、ものづくりの精神を学ぶ。
2.鋳造法の原理を理解し、鋳物5千年の技術を学ぶ。
3.金属が凝固する際の結晶の生成・成長を定量的に表現できる。
4.組成的過冷理論を用いて、各種合金の過冷条件を定量化できる。
5.溶接の歴史を学び、タイタニック号を事例として、溶接事故を
  学ぶ。
6.溶接検定出題問題を事例に、溶接条件を定量的に把握する。
7.差分法による熱伝導解析の基礎を学ぶ。
授業計画 第1週 世界の鋳造技術
第2週 結晶核生成
第3週 結晶成長
第4週 非平衡凝固と固相率・液相率
第5週 組成的過冷
第6週 偏析と均質化熱処理
第7週 マクロ偏析とミクロ偏析
第8週 アーク溶接における入熱と強度特性
第9週 タイタニック号と破壊靱性
第10週 固相接合、TLP接合、ろう接の事例と問題点
第11週 セラミック、複合材料等先端材料の接合
第12週 差分法の基礎
第13週 差分法による一次元熱伝導解析
第14週 差分法による二次元熱伝導解析
第15週 有限要素法の基礎
教科書及び教材 桃野 正 他著、「材料プロセス学」、朝倉書店
参考書 中江秀雄著「凝固工学」、アグネ
成績評価方法 授業中に実施する演習課題およびレポートを合計して100点満点で評価し、60点以上を合格とする。
履修上の注意 材料プロセス学を履修していることが望ましい。
講義には必ず電卓等を持参すること。
教員からのメッセージ 演習をとおして、ものづくりの大切さを学ぶ
学習・教育目標との対応 本講義の単位取得は、材料物性工学科(材料工学コース)の学習・教育目標、(D)材料工学の専門能力、および(G)自主継続学習能力に対応している。
JABEE基準1(1)、(d)(2)材料のプロセスに関する基礎の理解、および(g)自主的、継続的に学習できる能力に対応している。
関連科目 材料プロセス学(必修)
材料加工学(必修)
その他