開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 19 |
授業科目名 | 物理数学 |
開講曜日と時限 | 月曜日 5,6時限 |
教室番号 | N306 |
開講学期 | 後期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 材料物性工学科 応用物理コース2年 |
必修・選択の別 | 必修 |
授業方法 | 講義 |
担当教員 | 矢野隆治(材料物性工学科) |
教員室番号 | K314 |
連絡先(Tel) | 0143-43-5613 |
連絡先(E-Mail) | ryie1@ @の後は、mmm.muroran-it.ac.jp がつきます |
オフィスアワー | 火曜日 午後3:00〜4:00 |
授業のねらい |
物理を理解する上で重要な数学的手法について講義・演習を行う。物理で必要な数学を理解し、身につける事を目標とする。
現象を定量的に理解する上で必要となる、ツールとしての数学的知識を身につける。 |
到達度目標 |
1.微分方程式を解くための基本的な手法を理解し,問題を解く力をつける。(理解力・計算力)
2.フーリエ級数・変換の概念を理解し,正しく応用できる。(理解力・応用力) 3.ラプラス変換を理解し,正しく用いることが出来る。(理解力・応用力) 4.確率・統計の意味・概念を理解する。(理解力) |
授業計画 |
1週目
シラバスの説明 1階微分方程式 変数分離形 同次形 教科書p.1〜p.9 1階線形微分方程式 p.13〜17 2週〜5週目 線形常微分方程式 p.20〜44 線形微分方程式 線形同次微分方程式 線形非同次微分方程式 演算子法 オイラー型 6週〜7週目 ラプラス変換 p.45〜57 8週目 中間試験 9週目 ラプラス変換II p.58〜62 10週目 級数解 正則点での級数解 p.63〜64 ガンマ関数 p.81〜85 11週〜13週目 フーリエ解析p.99〜117 フーリエ級数 フーリエ積分 フーリエ変換 2変数の偏微分方程式 変数分離 p.141〜144 有限領域での重ね合わせ p.155〜165 無限区間での重ね合わせ p.165〜167 14〜15週 確率と統計 16週 期末試験 |
教科書及び教材 | 微分方程式の基礎 水本久夫 培風館 定価本体1900円 |
参考書 |
物理学のための応用解析 初貝安弘 サイエンス社 1900円+税
古屋茂 微分方程式入門 サイエンス社 野崎良太著「道具としての微分方程式」日本実業出版社 定価(2200円+税)(図書館に1冊所蔵あり) 一石 賢著「道具としての物理数学」日本実業出版社 定価(2200円+税) (図書館に6冊所蔵あり) |
成績評価方法 |
100点満点で中間試験50点、定期試験50点の割合で評価する。60点以上を合格とする。
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履修上の注意 |
1) 知識力、理解力、計算力などの向上を目指すために、講義の最中に指名・解答させることがあるので十分予習をしておくと。
2) 授業中の質問は受け付ける。授業時間以外での質問も適宜受け付ける 3)授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。 4) 再試験はありません。 5) 不合格者は再履修すること。 |
教員からのメッセージ |
問題を解くことは、理解を多いに助けます。演習や自習を通じて積極的に多くの問題を解くようにしてください。
試験の答案は、採点しやすいように,見やすい解答(文字の丁寧さ・大きさや書き方)を心がけること。汚い文字、小さすぎる文字では、採点は不可能です。また、計算過程がわかるよう、文章で説明すること。 模範解答(定期試験)は、試験後の解答が行われない場合、K314教員室の前に掲示しておく場合で参考にすること。 |
学習・教育目標との対応 | この授業の単位修得は、学科の学習・教育目標の(D)理工学基礎に対応している。 |
関連科目 |
この科目の履修にあたっては、1学年開講の解析学I、II、および2学年開講の工業数学を履修し、理解しておくことが必要。
今後の関連科目は、数学的素養が必要な科目である。 |
その他 |