開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 39 |
授業科目名 | 設計製図学 |
開講曜日と時限 | 火曜日 3,4限 |
教室番号 | C211 |
開講学期 | 前期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 材料物性工学科 応用物理コース2年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 講義および演習 |
担当教員 | 清水 一道 |
教員室番号 | K613 |
連絡先(Tel) | 0413-46-5651 |
連絡先(E-Mail) | shimizu@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
通常:毎週火曜日 15:00-17:00(時間があればいつでも対応可)
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授業のねらい | 本教科は、工学に必要な空間認識能力を養うことを目的とする。授業では各種投影法の原理や表現方法について説明した後、三次元の空間や立体を二次元平面上に表現したり、逆に描かれた図形から空間や立体を読取る演習を行う。この能力は繰り返し何度も図形を描くことによって初めて身につくものであるから演習を重視する。また、コンピュータによる製図(CAD)を実習し、簡単な機械部品を設計製図する。 |
到達度目標 |
(1) 図面を正しく読み,正しく描けるようになる.
(2) 部品図から完成図をイメージして図面上に描けるようになる. (3) CAD検定に過去出題された問題を解くことによっても理解を深める. |
授業計画 |
第1週 シラバスの説明、製図の基礎、用紙・用具説明、
図形の表し方、投影図、第三角法 第2週 投影図の練習 第3週 創造育成教育1 立体的な図示法、等角図、斜投影図 第4週 創造育成教育2 立体的な図示法、等角図、斜投影図 第5週 主要な機械部品・ねじ製図(材料記号の説明)1 第6週 主要な機械部品・ねじ製図(表面粗さの説明)2 第7週 主要な機械部品・ブッシュ付き軸受の製図 1 (材料記号・表面粗さの説明) 第8週 主要な機械部品・ブッシュ付き軸受の製図 2 (寸法公差の説明) 第9週 主要な機械部品・平歯車の製図1(動力転換の説明) 第10週 総合演習および到達度試験 第11週 図面検定演習(I) 第12週 図面検定演習(II) 第13週 総合力演習(I) 部品図から組立図の作成 第14週 総合力演習(II) 組立図から部品図の作成 第15週 Drawソフトによる作図 |
教科書及び教材 |
機械製図,実教出版(文部科学省検定本)
また、講義に使用する必要な資料は適宜プリントとして配布する。 |
参考書 |
津村利光、大西清著「JISにもとづく標準製図法」理工学社、1,648円
吉沢武男著「新編JIS機械製図」森北出版、1,700円(図書館所蔵) 日本工業標準調査会「JIS機械製図」2,884円(図書館所蔵) JIS規格集(図書館所蔵) |
成績評価方法 | 60点以上を合格とする。その成績は、試験の成績(40%),課題・レポート提出状況(60%)により総合評価する。また,講義態度により評価点からその20%を上限として減点する。 |
履修上の注意 |
1)70%以上の出席が必要(未満の場合は、非履修とみなす)。
2)知識力、理解力、計算力などの向上を目指すために、適宜小テストを行うことがあるので十分復習をしておくこと。 3)授業中の質問は大歓迎。オフイスアワーなどでの質問も適宜受け付ける。 4)授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。 5)再試験は行わない。 6)不合格者は再履修すること。 |
教員からのメッセージ | 課題、レポートを多数回課す予定である。他人の物を見ることなく自力で回答すること。また、提出物は見やすいレポート作成(文字や形式など)に心がけること。さらに、製図の図面においては、面接を行うので合格するまで粘り強く望むこと。 |
学習・教育目標との対応 |
(1)材料コース
学習目標 (A)多目的思考面,(C)工学基礎,(D)材料工学の専門能力,(E)デザイン能力,(F)表現能力・国際性 JABEE基準 (a),(c),(d)-(4),(e),(f) (2)応物コース 学習目標 (C)表現能力,(D)理工学基礎 JABEE基準 (c),(d)-(1b) |
関連科目 | 材料プロセス学,材料加工学,材料力学,材料強度学,実用材料学,材料科学A,B 工学実験A,B,C |
その他 |