開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 17 |
授業科目名 | 固体の力学 |
開講曜日と時限 | (月)7・8 |
教室番号 | N405 |
開講学期 | 前期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 材料物性工学科 応用物理コース2年 |
必修・選択の別 | 必修 |
授業方法 | 講義と演習 |
担当教員 | 後藤龍彦(GOTO、Tatsuhiko)(材料物性工学科・応用物理講座) |
教員室番号 | K-304 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5650 |
連絡先(E-Mail) | goto@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 月曜日 16時30分から17時30分 |
授業のねらい |
固体(弾性体)は外力を受けることにより変形し、内力としての応力やひずみを生じる。
ここでは応力とひずみの概念、一般化されたフックの法則等を理解し、材料の変形や破壊現象を解析的に取り扱うには、「固体の力学」の知識が必要であることを認識させる。 |
到達度目標 |
1. 力と応力の違いが分かり、応力とひずみの概念を理解できる。
2. 二次元応力の座標変換が理解でき、モール円の意味が分かる。 3. 与えられた応力成分より、主応力・主方向が計算できる。 4. 三次元応力の座標変換が理解できる。 5. 応力とひずみの関係式を導き、応用することができる。 6. 釣り合い方程式、適合条件式、変位とひずみの関係が理解できる。 7. 平面応力、平面ひずみの概念が分かり、簡単な二次元弾性問題例を理解できる。 |
授業計画 |
第1週 シラバスの説明(授業の進め方、成績評価)
力、圧力、応力について 第2週 応力とひずみの定義 第3週 フックの法則について 第4週 二次元応力の座標変換とモール円 第5週 二次元主応力・主方向とモール円 第6週 三次元応力の座標変換 第7週 三次元主応力と不変量 第8週 ひずみエネルギーと降伏条件 第9週 釣り合い条件式 第10週 変位とひずみの関係 第11週 ひずみの適合条件式 第12週 任意の面のひずみ成分 第13週 平面応力、平面ひずみ 第14週 応力関数 第15週 二次元弾性問題例、弾性解析の現状 |
教科書及び教材 | 教科書はありません。プリントを配布し、それに沿って授業を行う。 |
参考書 | 関連する参考書としては、「材料力学」、「応用弾性論」等の書名のものが授業の内容に近い。 |
成績評価方法 | 100点満点で定期試験80点、授業中に実施する小テスト20点の割合で評価する。 |
履修上の注意 | 小テストの提出率70%以上が望ましい。 |
教員からのメッセージ | 配布プリントだけでは、理解することは難しいく、必ず授業に出席することが必要です。 |
学習・教育目標との対応 | この授業の単位修得は、JABEE基準(d)-(2a),(2b)、(g)に対応している。コースの学習・教育目標の(F):応用物理専門能力、に対応している。 |
関連科目 |
この科目の履修にあたっては、1学年開講の物理学Aと力学演習を履修しておくことが望ましい。
今後の関連科目は2学年後期開講の応用力学である。 |
その他 |