開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 16 |
授業科目名 | 材料科学A |
開講曜日と時限 | (金) 3・4 |
教室番号 | N306 |
開講学期 | 前期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 材料物性工学科 応用物理コース2年 |
必修・選択の別 | 必修 |
授業方法 | 講義 |
担当教員 |
永田正一 (NAGATA,Shoichi)
(材料物性工学科・応用物理講座) |
教員室番号 | K-603 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5612 |
連絡先(E-Mail) | naga-sho@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜日 16:00-18:00
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授業のねらい |
平衡状態図とは何かを理解し,専門用語を使用して状態図
を正しく活用する技法を修得する。 |
到達度目標 |
(1)自由エネルギーと状態図の関係を理解できる。
(論理力) (2)状態図を読み取ることができる。(理解力) (3)状態図を積極的に利用して,不純物の除去, 結晶育成等の材料開発に活かすことができる。 (応用力) |
授業計画 |
週 授 業 内 容 等 備 考
1週目 シラバスの説明 (教科書)pp.1-210 2週目 状態図の作成法, 熱分析曲線 pp.26-35 3週目 てこの関係 pp.38-43 4週目 全率固溶型相図 pp.61-67 5週目 共晶反応型相図 pp.75-80 6週目 相図の計算問題(1) pp.90-91 7週目 相図の計算問題(2) pp.90-91 8週目 2成分系合金状態図の分類 pp.61-105 9週目 相図の理論-原子結合エネルギー pp.132-134 10週目 混合のエントロピー pp.134-136 11週目 自由エネルギーと2相分離 pp.136-139 12週目 3成分系の濃度座標 pp.169-174 13週目 物質精製:帯域精製法 pp.74-75 14週目 結晶育成:フラックス法 pp.75-80 15週目 まとめ 定期試験 |
教科書及び教材 |
横山 亨 著
図解「合金状態図読本」オ-ム社 定価(2900円+税) |
参考書 | |
成績評価方法 |
100点満点中60点以上が合格点である。
100点満点で定期試験70点,レポート30点 の割合で評価する。 |
履修上の注意 |
(1)80%以上の出席が必要(未満の場合は,非履修と
みなす)。 (2)質問は大歓迎。 (3)授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で 通知する。 (4)不合格者は再履修しなければならない。 |
教員からのメッセージ |
(1)レポ−トは自力で作成すること。見やすい文字や
書き方を心がけること。 (2)予習を勧める。 疑問点をもって受講すると,理解度が 短時間で倍増する学問分野である。 |
学習・教育目標との対応 |
この授業の単位修得は,JABEE基準1(1)の
(d)-(2a)に対応している。 応用物理コースの学習・教育目標の(F): 応用物理専門能力に対応している。 |
関連科目 |
この科目の履修にあたっては,1学年前期開講の熱力学,
1学年後期開講の物理化学Aと結晶構造学を履修しておく ことが望ましい。 |
その他 |