開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 20 |
授業科目名 | 数値計算法 |
開講曜日と時限 | |
教室番号 | |
開講学期 | 前期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 電気電子工学科4年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
担当教員 | 川口秀樹(KAWAGUCHI,Hideki)(電気電子工学科・通信・先進計測講座) |
教員室番号 | F207 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5510 |
連絡先(E-Mail) | kawa@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 水曜日 16時〜17時,18時〜19時 |
授業のねらい | コンピュータの普及と近年の性能の向上に伴い,シミュレーションなどの数値計算は科学技術おけるの重要な手法となってきた. 本授業では,コンピュータによって近似解を計算する方法を学び,数値計算のアルゴリズムを例題を通して修得する。 |
到達度目標 |
1.連立1次方程式,数値積分,非線型方程式,フーリエ変換の数値計算法に関する基本的な手法を理解し,問題を解くことができる。
2.連立1次方程式,数値積分,非線型方程式,フーリエ変換の数値計算法を具体的な問題に適用することできる。 |
授業計画 |
1週目 シラバスの説明、コンピュータと数値計算の概要
2週目 連立1次方程式の解法(行列の性質) 3週目 連立1次方程式の解法(LU分解法) 4週目 連立1次方程式の解法(反復法) 5週目 連立1次方程式の解法(共役傾斜法,実習) 6週目 補間と関数の数値積分(補間と補外) 7週目 補間と関数の数値積分(台形公式,実習) 8週目 フーリエ変換(フーリエ展開,フーリエ変換の基礎) 9週目 フーリエ変換(離散フーリエ変換) 10週目 フーリエ変換(高速フーリエ変換,実習) 11週目 常微分方程式の解法(オイラー法) 12週目 常微分方程式の解法(ルンゲ・クッタ法,実習) 13週目 非線形方程式の解法(ニュートン法) 14週目 非線形方程式の解法(挟み打ち法,実習) 15週目 計算機アーキテクチャの基礎と数値計算 |
教科書及び教材 | 使用しない. 必要な資料は適宜プリントとして配付する。 |
参考書 | 森,名取,鳥居著「岩波講座 情報科学−18 数値計算」岩波書店 定価(2300円+税)(図書館に所蔵あり) |
成績評価方法 | 授業内容5項目ごとのレポート(各20点)で評価する。 |
履修上の注意 |
1)オフイスアワーのみならず,空き時間なども随時質問は受け付ける。
2)授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。 3)不合格者は再履修すること。 |
教員からのメッセージ | レポートを数回、課す予定である。他人のレポートを見ることなく自力で作成すること。 |
学習・教育目標との対応 | |
関連科目 | この科目の履修にあたっては、1学年開講の線形代数,解析A,解析Bと2学年開講の工業数学の単位を取得しておくことが望ましい。 |
その他 | 特になし。 |