1 開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 26 |
授業科目名 | 計測工学 |
開講曜日と時限 | 月曜日 1,2時限 |
教室番号 | C306 |
開講学期 | 後期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 電気電子工学科2年 |
必修・選択の別 | 必修 |
授業方法 | 教科書を主に利用した講義中心 |
担当教員 | 相津佳永(AIZU, Yoshihisa)(機械システム工学科設計制御工学講座) |
教員室番号 | Y401 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5348 |
連絡先(E-Mail) | aizu@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 金曜日16:15〜17:45 |
授業のねらい | 計測の基本概念を理解し,産業において計測の果たしている役割の位置付けを理解する. |
到達度目標 |
計量の基本的事項を理解し,産業・工学・科学で利用度の高い具体的計測手法を学習する.計測の基本と,計測機器の原理を理解することで,誤った計量管理を行わない技術者としての基礎を築くよう努める.具体的には,
1)計測量の取扱いに必要な確率統計の基礎が習得でき,使えるようになる. 2)測定量とその誤差を定量的に解析評価できるようになる. 3)信号処理の為の各種方法(フーリエ変換と自己相関関数,フィルタリング,コンボルーション,アナログーデジタル変換など)が理解できる. 4)電気量,温度,熱,応力,ひずみ,位置,速度,加速度等の物理量の計測原理と方法がわかるようになる.4)電気量,温度,熱,応力,ひずみ,位置,速度,加速度等の物理量の計測 原理と方法がわかるようになる. |
授業計画 |
週 授業内容
1.物理量の単位と標準 pp. 1-10 2.測定の不確かさとその統計・評価 pp.11-32 3.測定値の相関と回帰 pp.33-37 4.時系列データの処理 pp.38-52 5.出力信号の応答とフィルタリング pp.53-62 6.デジタル量 pp.63-69 7.抵抗の測定と電気・電子回路 pp.70-89 8.温度および熱量の測定 pp.90-99 9.放射線計測 pp.100-118 10.材料計測 pp.119-128 11.応力とひずみの計測 pp.129-143 12.流速の測定 pp.144-155 13.位置・速度・加速度の計測 pp.156-169 14.計測機器とまとめ 15.最新トピックスについて 定期試験 |
教科書及び教材 | 「計測工学」鈴木亮輔 他著 (昭晃堂), 必要な場合に資料配布. |
参考書 | 計測の科学と工学 苅谷公明,前田親良 共著 (産業図書) |
成績評価方法 | 定期試験100%で判定する.ただし,レポートを課したり,状況により小テスト,中間試験を実施した場合は,これらを20%,定期試験を80%の割合で評価する.いづれも合計60点以上を合格とする. |
履修上の注意 |
1.80%以上の出席が必要.
2.再試験は原則実施しないが,もし実施した場合は,80点満点で評価するので注意. 3.不合格者は再履修すること. |
教員からのメッセージ | なぜ,計測が重要なのかを考えて受講してほしい. |
学習・教育目標との対応 |
(A)−2:数学基礎とその応用能力
(A)−4:工学に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力 |
関連科目 |
履修科目:物理学実験,情報メディア基礎
この科目を必要とする科目:電気電子工学実験I・II,デジタル信号処理,卒業研究 |
その他 |