開講年度 2007
教育課程名 夜間コース 主専門教育課程 学科別科目
授業科目番号 5
授業科目名 電磁気学II
開講曜日と時限 火曜日 3,4時限(18時40分〜20時10分)
教室番号 C306
開講学期 後期
単位数 2単位
対象学科・学年 電気電子工学科2年
必修・選択の別 必修
授業方法 講義
担当教員 植杉克弘(UESUGI,Katsuhiro)(電気電子工学科・電気エネルギー・エレクトロニクス講座)
教員室番号 Y701
連絡先(Tel) 0143-46-5546
連絡先(E-Mail) uesugi@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 月曜日 15:00〜16:30
火曜日 16:30〜18:00
授業のねらい 時間的に変化しない電流(定常電流)の回りに生じる磁場の性質について理解する。電流と磁場の関係やアンペールの法則を理解する。時間的に変化する電磁場は電磁誘導や変位電流を引き起こし、マクスウエル方程式へと導かれていくことを理解する。本講義ではこれらのことを例題やレポートを通して習得する。
到達度目標
1. 電磁気学に関する基礎的事項を説明し、問題に適用することができる。
2. ビオ−サバールの法則、アンペールの法則およびベクトルポテンシャ ルについて理解する。
3. マックスウェル方程式について理解する。
4. 電磁場のエネルギーや電磁波の性質を理解する。
授業計画
1週目 電荷と電場及び電流と磁場の概要
2週目 電流と磁場と力の関係
3週目 電流のつくる磁場とビオ−サバールの法則
4週目 電流と磁気双極子
5週目 アンペールの法則
6週目 ベクトル・ポテンシャル
7週目 電磁誘導
8週目 変動する電磁場と電磁誘導の概要
9週目 自己インダクタンスと相互インダクタンス
10週目 変動する電流とアンペールの法則
11週目 マクスウエルの方程式
12週目 電磁場のエネルギー
13週目 マクスウエルの方程式と電磁波
14週目 誘電分極と電束密度
15週目 誘電体がある時の静電場
教科書及び教材 長岡洋介著 電磁気学II(変動する電磁場)岩波書店
1週目から6週目までは長岡洋介著「電磁気学I」を使用する。
参考書 山口昌一郎著「基礎電磁気学 改訂版」電気学会
長岡洋介・丹慶勝市著「例解 電磁気学演習」岩波書店
成績評価方法 100点満点で60点以上を合格し、定期試験で評価する。
履修上の注意 物理学、電気数学I,II、電磁気学Iを修得していることが望ましい。
教員からのメッセージ 電磁気学は知識の積み重ねです。項目ごとの知識の定着に努めましょう。
学習・教育目標との対応 B:電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する。
C:習得した知識を種々の問題に適用し、その結果を検討・評価する能力を修得する。
G:物事を自主的・継続的に学習する能力を修得する。
関連科目 電磁気学I、電気回路、電子回路
その他