1 開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 23 |
授業科目名 | プログラミング |
開講曜日と時限 | 火曜日 5,6時限 |
教室番号 | V402 |
開講学期 | 後期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 電気電子工学科1年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 講義およびコンピュータ演習 |
担当教員 |
板倉 賢一(ITAKURA, Ken-ichi)
(情報工学科・ヒューマン情報学講座) |
教員室番号 | V510 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5424 |
連絡先(E-Mail) | itakura@csse.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | |
授業のねらい |
近年のソフトウェア産業の発達に伴い,プログラムをそのまま扱う機会が少なくなりつつある.しかし,工学の分野では,コンピュータに関する知識,プログラミングおよびアルゴリズムに関する知識はますます重要になり,必要不可欠と言わざるを得ない.それは,工学分野で扱う問題の性質上,独自のプログラムを作成する必要が多々あることや,既存のソフトウェアの理解,正しい利用のために重要だからである.この授業では,コンピュータ内部でのデータ処理体系の基礎を学ぶと共に,一つのプログラミング言語(C言語)の学習を通して,プログラミングおよびその基礎となる幾つかのアルゴリズムの習得を目指す.
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到達度目標 |
1.コンピュータ内部でのデータ処理過程を理解し,論述できる. (30%)
2.与えられた課題を解決するアルゴリズムの基本設計ができ,それを言葉と図で説明できる.(30%) 3.C言語の基礎を理解し,アルゴリズムの基本設計に沿ってプログラミングができる.(40%) |
授業計画 |
1.授業の実施方法と使用システムの概要
2.プログラミングとC言語の基礎知識 3.C言語による簡単なプログラミング体験 4.基本的なC言語の規則 5.条件判断処理 6.繰り返し処理 7.課題演習1 8.配列 9.関数(その1) 10.関数(その2) 11.課題演習2 12.ポインタ 13.ファイルの操作 14.課題演習3 15.課題演習3の成果発表と評価 |
教科書及び教材 |
・「やさしく学べるC言語入門―基礎から数値計算入門まで―」(皆本晃弥著,サイエンス社(2005),本体価格2400円)を教科書として指定する.
・その他最新情報をWebを利用した講義テキスト作成支援システム「はたおり虫」で随時提供する. |
参考書 |
(1)「プログラミング言語C第2版」
B.W.カーニハン,D.M.リッチー著、石田晴久訳 共立出版(1992) (2)「岩波コンピュータサイエンスCプログラミング」 石田晴久著,岩波書店(1990) (3)「PADプログラミング入門」 服部雄一著,啓学出版(1991) (4)「C言語によるプログラミング入門」(第2版) 吉村賢治著,昭晃堂(1993) (5)「Cによる情報処理入門」 阿曽弘具編著,昭晃堂(1997) (6)「独習C」第3版 ハーバート・シルト著,翔泳社(2002) この他、C言語に関する図書は多数出版されているので、参考にされたい. |
成績評価方法 |
レポート課題(30%)と定期試験(70%)の点数を合計し,60%以上を合格とする。
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履修上の注意 |
・指定した教科書を必ず持参すること.
・予め指定する期日までに課題演習レポートの提出がないものは成績評価の対象とせず不合格とする. ・不合格の場合は再履修するものとする. |
教員からのメッセージ |
原則として、欠席は認めない。どうしても欠席せざるを得ない場合は、事前に担当教員へ連絡すること。補講等を行う。
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学習・教育目標との対応 |
情報技術者[情報基礎]数学と自然科学の基礎知識を身につける.
情報技術者[コンピュータサイエンス]情報工学の基礎知識と応用能力を身につける. |
関連科目 |
「情報工学演習A、B」ではこの授業で学習した内容を基に,実際にコンピュータ上で演習する,更に、本科目は「データ構造とアルゴリズム」や「コンピュータ言語」,「ソフトウェア工学」を始めとする多くの情報工学科の科目の基礎となる.
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その他 | 本講義の受講学生は,授業実施時間以外にも,学生開放時間には情報工学科R201室のコンピュータを利用できますので,予習,復習に積極的に活用してください. |