開講年度 2007
教育課程名 主専門教育課程 学科別科目
授業科目番号 41
授業科目名 無線伝送工学
開講曜日と時限 金曜日 5,6時限
教室番号 N302
開講学期 後期
単位数 2
対象学科・学年 電気電子工学科3年
必修・選択の別 選択
授業方法 講義
担当教員 長谷川弘治(Hasegawa Koji)電気電子工学科 通信・先進計測講座
教員室番号 Y403
連絡先(Tel) 46-5528
連絡先(E-Mail)
オフィスアワー 金曜日 3,4時限
授業のねらい アンテナ工学の基礎理論を習得する
到達度目標 次の基礎知識を習得し、説明できることを目標とする。
1 電気ダイポールからの電磁波の放射(10%)
2 基礎知識(指向性、利得、効率、実効長、配列係数など)(30%)
3 代表的なアンテナの動作原理(線状アンテナ、スロットアンテナ、開口面アンテナ)(30%)
4 電波伝搬(30%)
授業計画 1 伝送路の基礎の復習(短縮率、分布定数線路,定在波分布)
2 ポインティングベクトル、等価定理の復習
3 電波の放射
4 指向性、入力インピーダンス、アンテナ利得
5 アンテナ効率、不整合損、実効長
6 実効面積、フリスの伝達公式
7 レーダー方程式、散乱断面積
8 中間試験
9 中間試験解答,線状アンテナ
10 進行波形アンテナ
11 スロットアンテナ、開口面アンテナの動作原理
12 アレーアンテナ(指向性積の原理,配列係数)
13 電波伝搬(地上波伝搬)
14 大気中伝搬
15 電離圏、大気圏外伝搬,フェ−ジング、授業評価アンケート
教科書及び教材 教科書:安達三郎、米山、電波伝送工学、コロナ社、3360円(税込み.2007年度前期開講の電磁気学IIIの教科書です。)
参考書 1.稲垣直樹著、電気・電子学生のための電磁波工学、丸善株式会社
2.後藤尚久、新井宏之、電波工学、昭晃堂
3.後藤尚久著、図説・アンテナ、電子情報通信学会
4.谷口慶治著,アンテナと電波伝搬,共立出版
5.安達三郎、佐藤太一共著、電波工学、森北出版
成績評価方法 中間試験(40点)と定期試験(60点)の合計点(100点満点)で、60点以上を合格とする。再試験は,実施しない.
到達度目標は、次のように評価します。
目標1:中間試験で論述問題ならびに計算問題を出題し評価する。
目標2:中間試験ならびに定期試験で、論述問題ならびに計算問題を出題し評価する。
目標3,4:定期試験で、論述問題ならびに計算問題を出題し評価する。
履修上の注意 不合格者は,再履修となる.
なお,授業計画に変更がある場合には,講義中に連絡します.
教員からのメッセージ
学習・教育目標との対応 学習・教育目標の(B)に付随的に関与する
関連科目 基礎電磁気学、電磁気学I,電磁気学II,電磁気学III,伝送回路工学
その他