開講年度 2007
教育課程名 主専門教育課程 学科別科目
授業科目番号 38
授業科目名 光エレクトロニクス
開講曜日と時限
教室番号
開講学期 前期
単位数 2
対象学科・学年 電気電子工学科3年
必修・選択の別 選択
授業方法 講義
担当教員 酒井 彰 (SAKAI, Akira)(電気電子工学科・通信・先進計測講座)
教員室番号 E202
連絡先(Tel) 0143-46-5547
連絡先(E-Mail) sakai@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
授業のねらい 光エレクトロニクスは、レーザ技術を中心とした光学と電子工学の複合領域であり、光通信や光情報処理などといった分野にも応用範囲を広げている。そこで、この授業では、光エレクトロニクスの基盤である「光学の基礎」について理解を深め、理論的素養を習得する。
到達度目標 1.光の性質を理解し、その概念、用語ならびに考え方を正確に述べることができる(40%)
2.幾何光学の光線、波動光学の波動方程式を扱うことができる。(20%)
3.簡単な場合の干渉と回折を解析的に求めることができる。(20%)
4.光を用いた応用例について、簡単に説明できる。(20%)
授業計画 1.光とは 波動説、粒子説、電磁波、
2.幾何光学その1 光線、フェルマーの原理
3.幾何光学その2 球面による結像
4.幾何光学その3 レンズ 収差
5.中間試験
6.光の波動性その1 波動と波動方程式
7.光の波動性その2 波の重ねあわせ
8.光の波動性その3 干渉とその応用
9.光の直進性と回折その1 ホイヘンス・フレネルの原理
10.光の直進性と回折その2 スリット・円孔による回折、ホログラフィー
11.電磁波その1 マクスウェルの方程式
12.電磁波その2 境界面での電磁波
13.電磁波その3 偏光、非等方性媒質中の光
14.光と物質の相互作用 吸収、分散、散乱
15.レーザの原理 光共振器、光の増幅
教科書及び教材 教科書は使用しない。
参考書 石黒浩三著「光学」裳華房
福光於莵三著「光エレクトロニクス入門」昭晃堂
後藤俊夫、森正和 共著「量子エレクトロニクス」昭晃堂
成績評価方法 定期試験(40%)、中間試験(30%)、レポート(30%)で評価する。
各到達度目標の評価方法は、次のように行う。
目標1. 中間試験、レポート、定期試験において論述問題を課し、評価する。
目標2. 中間試験、定期試験において計算問題を課し、評価する。
目標3. 定期試験において計算問題を課し、評価する。
目標4. レポート、定期試験において論述問題を課し、評価する。
履修上の注意 再試験は行わない。
不合格者は再履修すること。
教員からのメッセージ
学習・教育目標との対応 本授業は、「電気電子工学科の学習目標」の
 B.電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する
に付随的に関与する。
関連科目
その他 開講時期が変更されています(後期から前期へ)。
注意してください。