開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 32 |
授業科目名 | パワーエレクトロニクス |
開講曜日と時限 | 月曜日 1,2時限 |
教室番号 | A333 |
開講学期 | 後期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 電気電子工学科3年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
担当教員 | 青柳 学 |
教員室番号 | E305-1 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5504 |
連絡先(E-Mail) | maoyagi@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜日:10:30〜12:00
水曜日:10:30〜12:00 |
授業のねらい | 電力用半導体素子、電力の変換、制御技術を中心にパワーエレクトロニクスの基本動作と応用を修得する。 |
到達度目標 |
1.電力用半導体素子の動作原理と使用法を修得する。(20%)
2.整流回路の基本原理を理解し活用法を修得する。 (30%) 3.DC-DCコンバータの基本原理を理解し応用例を修得する。(30%) 4.インバータの基本原理を理解し応用例を修得する。(20%) |
授業計画 |
1回目 パワーエレクトロニクス緒論
2回目 電気回路方程式 3回目 パワー半導体デバイス 4回目 整流回路(その1)(小テスト1) 5回目 整流回路(その2) 6回目 整流回路(その3)、他励式インバータ 7回目 交流電力制御とサイクロコンバータ(小テスト2) 8回目 中間試験 9回目 直流チョッパ (その1) 10回目 直流チョッパ(その2) 11回目 DC−DCコンバータ(小テスト3) 12回目 共振形コンバータ 13回目 自励式インバータ(小テスト4) 14回目 PWMインバータ 15回目 パワーエレクトロニクスの応用例、復習(小テスト5) 小テスト:指定問題、15分(講義開始前に行う) |
教科書及び教材 |
矢野昌雄、打田良平著「セメスター大学講義 パワーエレクトロニクス」丸善株式会社 定価3045円
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参考書 |
片岡昭雄「パワーエレクトロニクス入門」森北出版 定価2310円
堀孝正「パワーエレクトロニクス」オーム社 定価2415円 電気学会調査専門委員会編「パワーエレクトロニクス回路」オーム社 定価5040円 片岡昭雄「電動機の可変速駆動入門」森北出版 定価2520円 (いずれも図書館に所蔵) |
成績評価方法 |
小テスト(5回)20%、中間試験30%、期末試験50%で評価し、60点以上を合格とする。(最高点:100点)
各到達目標の評価方法は次のように行う。 目標1について:小テスト,中間試験で論述問題を出題し,達成度を評価する。 目標2について:小テスト,中間試験で解析および設計のための計算問題を出題し,達成度を評価する。 目標3について:小テスト,定期試験で解析および設計のための計算問題を出題し,達成度を評価する。 目標4について:小テスト,定期試験で解析および設計のための計算問題を出題し,達成度を評価する。 小テストは授業中に行う。小テストの再試験,追試験は行わない。 再試験は行わない。不合格者は再履修すること。 |
履修上の注意 |
(1)電気回路I、II、III及び電気機器学の単位を取得していることが望ましい。
(2)関数電卓を用意すること。 |
教員からのメッセージ |
電気回路、電子回路、半導体工学、電気機器学、制御理論に幅広くまたがった境界領域を扱いますので、理解が不十分な授業科目はその都度学習し直すことを強く希望します。
身のまわりのパワーエレクトロニクス技術を探して見て下さい。電気を使用する所、ほぼ全てに存在しています。 |
学習・教育目標との対応 |
学科の学習・教育目標の、 (B):電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する 、に対応している。
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関連科目 | 電気回路I、II、III、半導体工学、電磁エネルギー変換工学、電気機器学、制御工学 |
その他 |
電気電子工学実験Bの「電気機器関連実験」と平行して授業が進められますので、講義が実験と前後する場合があります。
電気主任技術者の資格には必ず取得しなければならない授業科目です。 |