開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 21 |
授業科目名 | 電子回路II |
開講曜日と時限 | 木曜日 1,2時限 |
教室番号 | A333 |
開講学期 | 前期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 電気電子工学科3年 |
必修・選択の別 | 必修 |
授業方法 | 講義 |
担当教員 | 安達 洋 (ADACHI, Hiroshi) |
教員室番号 | F307 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5543 |
連絡先(E-Mail) | hadachi@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 月曜日 15:00-16:30 |
授業のねらい | 集積回路(IC)を構成している各電子素子の基本的性質を理解し、その上にたって集積回路の動作原理を理解する。 |
到達度目標 |
1.デジタル集積回路の動作原理を理解する。
2.デジタル信号の電気的性質を理解する。 3.集積化演算増幅回路(オペアンプ)の動作原理を理解する。 4.オペアンプを利用した電子回路の動作を理解する。 |
授業計画 |
1.デジタル集積回路の基本電子回路(3回)
2.論理ICと論理ファミリー(3回) 3.デジタル回路のまとめ 4.中間試験 5.アナログ集積回路(2回) 6.演算増幅器(オペアンプ)(2回) 7.演算増幅器応用回路(2回) 8.アナログ回路のまとめ 9.定期試験 |
教科書及び教材 |
前半での教科書
関根慶太郎著「よくわかるディジタル電子回路」オーム社 後半での教科書 石橋幸男著「アナログ電子回路」培風館(現役学生の場合は、電子回路Iで使用した教科書と同じです。その後半部分を講義します。) |
参考書 | 石橋幸男著「アナログ電子回路演習 基礎からの徹底理解」培風館 |
成績評価方法 | 中間試験を実施する。中間定期両試験を含めた全体で評価し、60%以上を合格とする。両試験ともに再試験は原則的に実施しない。 |
履修上の注意 | 電子回路Iの内容を理解していること。特にトランジスタの等価回路は理解していることを前提にする。 |
教員からのメッセージ | 現在では大部分の人にとって電子回路をトランジスターやダイオードといった回路素子を用いて設計し製作する機会はほとんど無くなったと思われる。数百個から数万個程度の回路素子で構成されている集積回路を用いて電子回路を設計し製作することが日常になっている。そのような状況下では、集積回路の性質を基本から理解していることが予期しない誤動作を避けるのに必要となる。誤動作は大事故につながるので、絶対に避けなくてはならない。そのためには回路素子の性質を十分に理解する必要がある。 |
学習・教育目標との対応 |
B:電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する。
G:物事を自主的・継続的に学習する能力を修得する。 |
関連科目 | 回路理論I、回路理論II、電子回路I |
その他 |