開講年度 2007
教育課程名 主専門教育課程 学科別科目
授業科目番号 13
授業科目名 電磁気学II
開講曜日と時限 火曜日 1,2時限
金曜日 5,6時限
教室番号 C307,C310,C311
開講学期 後期
単位数 2(1)
対象学科・学年 電気電子工学科2年
必修・選択の別 必修
授業方法 講義と演習
担当教員 中根英章(NAKANE,Hideaki)(電気電子工学科・電気エネルギーエレクトロ二クス講座)
酒井彰(SAKAI,Akira))(電気電子工学科・通信先進計測講座)
堀口順弘(HORIGUCHI,Nobuhiro))(電気電子工学科・電気エネルギーエレクトロ二クス講座)
教員室番号 F305(中根)
E202(酒井)
F306(堀口)
連絡先(Tel) 0143-46-5548(中根)
0143-46-5547(酒井)
0143-46-5552(堀口)
連絡先(E-Mail) nakane@mmm.muroran-it.ac.jp
sakai@mmm.muroran-it.ac.jp
nobu@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
授業のねらい 電磁気学は電気電子工学の基礎といえる科目である。特に時間的に変動する電界や磁界は、電力から通信に至るまで電気の関係するあらゆる技術分野における基本である。電磁気学IIでは磁気現象および、時間変動する電磁場を重点に扱い、講義と演習を通じて学ぶ。
到達度目標 1 電流による磁界、時間的に変動する磁界の概念を理解し、電磁気現象を正確に説明できる。(知識力20%)
2 電流による磁界、時間変動する磁界による電磁誘導およびインダクタンスに関する公式、を理解し、問題を解くことができる。(計算力60%)
3 真空中および物質中の電界、磁界がマクスウェルの方程式としてまとめられることを理解し、マクスウェルの方程式に基づいた電磁場の論証を適切に展開できる。(理解力20%)
授業計画 1週目 電流と静磁場1 磁場中の電流に働く力
2週目 電流と静磁場2 電流の作る磁場
3週目 電流と静磁場3 アンペールの法則
4週目 電流と静磁場4 ベクトルポテンシャル
5週目 電磁誘導1 電磁誘導
中間試験1 
6週目 電磁誘導2 インダクタンス
7週目 電磁誘導3 磁場のエネルギー
8週目 マクスウェルの方程式1 変移電流
9週目 マクスウェルの方程式2
10週目 マクスウェルの方程式3 電磁波
中間試験2
11週目 物質中の電場と磁場1 誘電体
12週目 物質中の電場と磁場2 境界条件
13週目 物質中の電場と磁場3 磁性体
14週目 物質中のマクスウェルの方程式
15週目 物質中の電磁波
期末試験
教科書及び教材 長岡洋介「電磁気学I,II」岩波書店
参考書 山田直平、桂井誠著「電磁気学」電気学会(オーム社)
山口昌一郎「基礎電磁気学(電気学会大学講座3版改訂)」電気学会(オーム社)
長岡洋介・丹慶勝市著「例解電磁気学演習」岩波書店
成績評価方法 60点以上を合格とする。成績は定期試験週間に行う期末試験(30%)と学期半ばに行う中間試験I(25%)、中間試験II(25%)、および毎回の演習時に行う小テスト(またはレポート)(20%)により評価する。
目標1 中間試験、期末試験において論述問題を出題し、達成度を評価する。
目標2 小テスト、中間試験、期末試験において計算問題を出題し、達成度を評価する。
目標3 小テスト、中間試験、期末試験において論証問題を出題し、達成度を評価する。
履修上の注意 内容の継続性から電磁気学Iを履修済みであることが望ましい。なお、本科目は授業と演習からなり、それぞれ週1回(計2回/週)開講される。また、1学年を2つのグループに(演習では3グループに)分けて、並列開講する。
教員からのメッセージ 電磁気学は知識の積み重ねです。項目ごとの知識の定着に努めましょう。
学習・教育目標との対応 B:電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する。
C:習得した知識を種々の問題に適用し、その結果を検討・評価する能力を修得する。
G:物事を自主的・継続的に学習する能力を修得する。
関連科目 基礎電磁気学(必修)、電磁気学I(必修)、電子物性(必修)、電磁気III(必修)、電気電子材料(選択)、半導体工学(選択)、光エレクトロニクス(選択)、無線伝送工学(選択)、高電圧工学(選択)、
その他