開講年度 2007
教育課程名 主専門教育課程 学科別科目
授業科目番号 12
授業科目名 電気回路II
開講曜日と時限 月曜日 3,4時限
金曜日 5,6時限
教室番号 C307,C310,C311
開講学期 後期
単位数 2(1)
対象学科・学年 電気電子工学科2年
必修・選択の別 必修
授業方法 講義及び演習
担当教員 伊藤秀範(ITOH, Hidenori)(電気電子工学科・電気エネルギー・エレクトロニクス講座),内藤 督(NAITOH, Tadashi)(電気電子工学科・電気エネルギー・エレクトロニクス講座),川口秀樹(KAWAGUCHI, Hideki)(電気電子工学科・通信・先進計測講座)
教員室番号 F309-2(伊藤)・E304(内藤)・F207(川口)
連絡先(Tel) 46-5503(伊藤)・46-5505(内藤)・46-5510(川口)
連絡先(E-Mail) hitoh@mmm.muroran-it.ac.jp
naitoh@mmm.muroran-it.ac.jp
kawa@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 伊藤: 火曜日 16:00〜17:00,金曜日 16:00〜17:00 
内藤: 金曜日 11:00〜12:00 
川口: 水曜日 16:00〜18:00
授業のねらい 電気回路Iで学んだことを基にして,回路網、3相交流の基礎的な概念の理解に重点を置いた授業を行う.
到達度目標 回路方程式,回路の諸定理,四端子回路網,多相交流等の電気回路の諸法則を理解し,それに対応した問題を解くことができる.(理解力,計算力 100%)
授業計画
(1) 基本的に「講義」と「演習」を交互に繰り返す.
(2) 講義は,各単元の基礎概念を学ぶ.
(3) 講義毎に指定問題4〜7問を家庭学習として課す.
(4) 演習は指定問題の解説と小テスト(15分)を行う.
  小テストは指定問題の関連問題から1問出題する.
(5) 中間試験(90分)は,2回実施する.
  出題はそれまでに示した指定問題と小テストから
  4問出題する.
(6) 定期試験(90分)は,すべての指定問題と小テスト
  から5問出題する.

具体的な計画(31回)は以下の通り。11/1は研修のため休講.

01回目 10/01(月) 講義 シラバスの説明, 教科書p.120-133
         回路方程式1 
02回目 10/04(木) 演習 回路方程式1
03回目 10/11(木) 講義 回路方程式2  教科書p.133-135
04回目 10/15(月) 演習 回路方程式2
05回目 10/22(月) 講義 回路の諸定理1  教科書p.138-144
06回目 10/25(木) 演習 回路の諸定理1
07回目 10/29(月) 講義 回路の諸定理2  教科書p.145-152
08回目 11/05(月) 演習 回路の諸定理2 
09回目 11/08(木) 講義と演習 復習
10回目 11/12(月)    中間試験(I)
11回目 11/15(木) 講義 回路の諸定理3  教科書p.152-157
12回目 11/19(月) 演習 回路の諸定理3 
13回目 11/22(木) 講義 回路の諸定理4  教科書p.157-162
14回目 11/26(月) 演習 回路の諸定理4
15回目 11/29(木) 講義 四端子回路網1  教科書p.166-170
16回目 12/03(月) 演習 四端子回路網1
17回目 12/06(木) 講義 四端子回路網2  教科書p.176-184
18回目 12/10(月) 演習 四端子回路網2
19回目 12/13(木) 講義と演習 復習
20回目 12/17(月)   中間試験(II)
21回目 12/20(木) 講義と演習 答案返却および解答
22回目 01/15(火) 講義 多相交流1  教科書p.199-210
23回目 01/17(木) 演習 多相交流1
24回目 01/21(月) 講義 多相交流2  教科書p.210-230
25回目 01/24(木) 演習 多相交流2
26回目 01/28(月) 講義 多相交流3  教科書p.233-245
27回目 01/31(木) 演習 多相交流3
28回目 02/04(月) 講義と演習 電気回路IIの総復習1
29回目 02/07(木) 講義と演習 電気回路IIの総復習2
30回目 02/08(金)   定期試験
31回目 02/14(木) 講義と演習 答案返却および解答

教科書及び教材
(1) 小亀英巳,石亀篤司 著;基礎からの交流理論,電気学会,3100円
(2) エドミニスター著,村崎憲雄 他 訳;
マグロウヒル大学演習シリーズ「電気回路」,オーム社,2800円
その他、必要に応じてプリントを配布することがある。
参考書
(1) 菅 博,堀井仙松 著;図説 電気回路要論,産業図書,3990円
(2) 佐治 學 編著;インターユニバーシティ電気回路A,日比野 倫夫 編著;インターユニバーシティ電気回路B,オーム社,各2415円
成績評価方法 到達度目標の評価方法は,小テスト,中間試験,定期試験で達成度を評価する.具体的には以下の通り.

(1) 小テスト20%,中間試験(I)20%,中間試験(II)20%,定期試験40%とし
  て総合評価し,60点以上を合格とする.小テストは演習時に行い,そ
  の合計点で評価する.
(2) 総合評価が50点以上で,「指定された課題を期限までに提出した者」
  について定期試験の再試験を行う.ただし,再評価は定期試験分
  (40%)のみであり,合格した者の評価は「60点」とする.
履修上の注意
(1) 問題解答ノートを用意する.ノートは指定問題用とし,綴じたもの(ファ
  イルノートはだめ)を使用する.ノートの表紙に必ず,名前,学籍番号
  を記入すること.講義用ノートは各自別に用意する.
(2) 教科書,関数電卓を用意する.テストでも電卓を使うので,使い方は
  各自が覚える.
(3) 全ての授業・演習に出席することを原則とする.ただし,サークル活
  動、忌引、病気等のやむを得ない事情による欠席で,届けのあるもの
  については欠席扱いとはしない.20分を越える遅刻は欠席とする。中
  間試験,定期試験の追試験は行うが,小テストの追試験は行わず評
  価は0点とする.
(4) 授業中の質問は大歓迎。オフイスアワーなどでの質問も適宜受け付
  ける。
(5) 授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。
(6) 不合格者は再履修すること。
教員からのメッセージ 解き方は色々あります.できる限りやさしく,シンプルな解き方を目指してください.そうすることによって,センスが芽生えてくることでしょう.本来,「回路」は面白い科目です.
学習・教育目標との対応 学科の学習・教育目標の, (B):電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する,(C):習得した知識を種々の問題に適用し,その結果を検討・評価する能力を修得する,に主に対応し,その他(G):物事を自主的・継続的に学習する能力を修得する,にも対応している.
関連科目 電気回路IIIならびに制御工学に関連する.
その他