開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 11 |
授業科目名 | 計算機工学I |
開講曜日と時限 | 火曜日 5,6時限 |
教室番号 | N401 |
開講学期 | 後期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 電気電子工学科2年 |
必修・選択の別 | 必修 |
授業方法 | 講義 |
担当教員 | 長谷川弘治(Haegawa Koji)(電気電子工学科・通信・先進計測講座) |
教員室番号 | Y403 |
連絡先(Tel) | 46-5528 |
連絡先(E-Mail) | |
オフィスアワー | 金曜日 3,4時限と昼休み |
授業のねらい | 計算機工学I,IIにより、計算機のハードウエア構成の基礎知識を習得する。計算機工学Iでは、計算機の構成要素としての論理回路の基礎知識を習得する。 組み合わせ論理回路ならびに順序論理回路の動作を理解できるようになる。 |
到達度目標 |
次の項目の習得を目標とする。
1.数のr進数表現と四則演算 (10%) 2.組み合わせ論理回路の設計法 (30%) 3.基本的なフリップフロップ回路の動作(30%) 4.基本的な順序論理回路の設計法(30%) |
授業計画 |
1.N進数と進数変換、N進数の四則演算
2.補数、符号化の例、ブール代数(真理値表,論理関数) 3.基本論理演算(和,積,否定,NAND,NOR)、ドモルガンの定理 4.双対性、標準形 5.カルノー図を用いた簡単化 6.クワイン・マクラスキー法 7.組み合わせ回路の設計(比較器、デコーダ、エンコーダ、マルチプレクサ) 8.中間試験 9.試験返却と解答、組合わせ回路と順序回路の違い 10.SRフリップ・フロップ(状態表,遷移図,特性方程式) 11.フリップ・フロップ(T,D,JK),タイムチャート 12.順序回路の解析と設計(非同期式カウンタ) 13.順序回路の設計(同期式カウンタ:係数比較に基づく設計と状態遷移表に基づく設計) 14.順序回路の設計(自動販売機の例) 15.順序回路の設計演習と授業評価アンケート |
教科書及び教材 | 教科書:富川武彦著、例題で学ぶ論理回路設計、森北出版 |
参考書 |
(1)藤井信生著、デジタル電子回路、昭晃堂
(2)浜辺著、論理回路入門、森北出版(1900円) |
成績評価方法 |
定期試験(中間試験40点満点と定期試験60点満点)の合計点で評価し、60点以上のものを合格とする.総合評価が50点以上60点未満で、1回の補講と補講時に指定する課題を期限までに提出した者について、定期試験の再試験を行う。ただし、再評価は定期試験分(60%)のみであり、合格した者の評価は60点とする。
到達度目標は、次のように評価する。 目標1は、中間試験において計算問題を出題して到達度を評価する。 目標2は、中間試験において、標準形、簡単化に関する計算問題ならびに組合わせ回路の設計問題を出題して評価する。 目標3は、定期試験において、状態表、遷移図、タイムチャートに関する問題を出題して到達度を評価する。 目標4は、定期試験において、同期式順序回路の設計問題を出題して到達度を評価する。 |
履修上の注意 | 授業計画に変更がある場合は、原則として講義中に連絡する.とくに中間試験の日時ならびに教室に十分注意すること.不合格者は,再履修すること. |
教員からのメッセージ | |
学習・教育目標との対応 |
学習・教育目標の(B)に主体的に関与する
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関連科目 | 計算機基礎、プログラミングI,プログラミングII,計算機工学II |
その他 |