開講年度 2007
教育課程名 主専門教育課程 学科別科目
授業科目番号 3
授業科目名 基礎電気回路
開講曜日と時限 木曜日9,10時限
教室番号 A333
開講学期 前期
単位数 2
対象学科・学年 電気電子工学科1年
必修・選択の別 必修
授業方法 講義および演習
担当教員 伊藤秀範(ITOH, Hidenori)(電気電子工学科・電気エネルギー・エレクトロニクス講座)
教員室番号 F309-2
連絡先(Tel) 46-5503
連絡先(E-Mail) hitoh@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 火曜日:16:30〜17:30,金曜日:16:30〜17:30
授業のねらい 電気回路を理解するうえで必要な数学基本的な法則を理解して,それを使えるようにする。
到達度目標
(1) 三角関数,複素数,微分・積分,行列,微分方程式などの基本的な法
  則などを理解する. (理解力40%)
(2) 三角関数,複素数,微分・積分,行列,微分方程式などを用いて電気
  回路問題に適用して計算できる. (計算力60%)
授業計画
( 1 ) (4/12) シラバスの説明,関数とグラフ
( 2 ) (4/19) 三角関数と正弦波交流1
( 3 ) (4/26) 三角関数と正弦波交流2
( 4 ) (5/10) 微分と回路素子の働き1
( 5 ) (5/17) 微分と回路素子の働き2
( 6 ) (5/24) 積分と交流の実効値1
( 7 ) (5/31) 積分と交流の実効値1
( 8 ) (6/7) 複素数と正弦波交流のフェーザ1
( 9 ) (6/14) 複素数と正弦波交流のフェーザ2
(10) (6/21) 行列と回路網解析1
(11) (6/28) 行列と回路網解析2
(12) (7/5) 行列を利用した交流回路網解析1
(13) (7/12) 行列を利用した交流回路網解析2
(14) (7/19) 微分方程式1
(15) (7/26) 微分方程式2
(16) (8/2) 定期試験
教科書及び教材 高木浩一 他 著:大学1年生のための電気数学,森北出版,2520円
参考書 森 武昭・大矢 征 著:電気電子工学のための基礎数学,森北出版,2100円
成績評価方法 各到達度目標の評価方法は,次のように行う.
目標(1).小テストで計算問題を出題し,達成度を評価する.
目標(2).定期試験で達成度を評価する.
(1) 小テスト(40点),定期試験(60点)の合計100点満点で60点以上を合格
  とする.
(2) 総合評価が50点以上で,「指定された課題を期限までに提出した者」
  について定期試験の再試験を行う.ただし,再評価は定期試験分
  (50%)のみであり,合格した者の評価は「60点」とする.

履修上の注意
予習,復習が鍵となります.自分なりのノートを作って,小テストに対応
  してください.それを積み重ねていくことで,着実に力がついてきます.
計算過程を誰からもわかるように記述するクセをつけましょう.
教員からのメッセージ 目には見えない電流(電子の流れ)をわかろうとするには,数学の力を借りなければなりません.高校時代の数学の力がもとになります.色々な現象を数学で理解してみましょう.
学習・教育目標との対応 B 電気電子工学の技術の基礎となる知識を修得する
関連科目 電気回路I,電気回路II
その他