開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 49 |
授業科目名 | 認識と学習応用演習 |
開講曜日と時限 | 月曜日7〜9時限(14:35〜17:00) |
教室番号 | V棟 |
開講学期 | 後期 |
単位数 | (1) |
対象学科・学年 | 情報工学科3年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | コンピュータを用いた演習 |
担当教員 | 渡部 修(WATANABE,Osamu)(情報工学科・コンピュータ知能学講座(Computational Intelligence講座)) |
教員室番号 | V503 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5421 |
連絡先(E-Mail) | watanabe@csse.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 火曜日 17:00-18:00(質問にはD308で対応します) |
授業のねらい | 講義「認識と学習」で習得した知識をもとに、画像データの学習・認識を行う簡単なプログラム(学習認識機械)を実際に作成することで、工学的な問題に対する適用方法や、座学では得られないノウハウを実践的に習得する。 |
到達度目標 |
1.工学的な問題に対して認識と学習で学んだ知識を応用できる(応用力、70%)。
2.学習・認識結果を可視化し、その能力を評価できる(分析力、30%)。 |
授業計画 |
1週目 課題の説明、およびCプログラムによる画像データ処理の概要
2週目 学習認識問題の設定、および学習認識機械の開発 3週目 学習認識機械の開発 4週目 学習認識結果の可視化と分析 5週目 技術レポートの作成 |
教科書及び教材 |
・ 講義「認識と学習」で配布した資料を利用する(認識と学習を履修しない者に対しては受講に際して資料を配布するが、講義で扱った内容については自習できることが望まれる)。
・その他必要な資料は、Webを利用した講義テキスト作成支援システム「はたおり虫」で随時提供する。 |
参考書 | 特になし。ただし学習認識アルゴリズム自体についての参考書については、講義「認識と学習」のシラバスを参照すること。 |
成績評価方法 |
・レポートの内容により成績を評価する(100点満点で60点以上を合格にする)。
・期日までにレポートの提出が無いものは成績評価の対象とせず不合格とする。 |
履修上の注意 |
・「3教時x15週間」の開講時間を、「認識と学習応用演習」、「視覚情報処理応用演習」、および「人工知能応用演習」の3科目で分割し、各科目「3教時x5週間」で実施する(実施順については掲示する)。
・コンピュータ端末数の都合により、原則として情報工学科昼間コースの学生のみに履修者を限定する。 ・C言語によるプログラミングに習熟していること。 ・講義「認識と学習」を履修していることが望ましい。 ・不合格の場合は再履修すること。 |
教員からのメッセージ |
・学習認識問題の設定、およびパラメータ設定等の詳細については、独自性を発揮し開発を行うことを期待する。
・学習・認識性能に問題があっても成績評価には影響しない(問題点があってもこれをきちんと分析・考察できているかどうかを評価する)。 ・時間に余裕があれば、自らのアイデアで考察の結果を検証するための数値実験を行うとよい。 |
学習・教育目標との対応 |
この授業科目は情報工学科の学習目標の以下の項目に対応している。
・情報技術者[情報システム]情報システムの基礎知識と構築・運用能力を身につける。 |
関連科目 | 講義「認識と学習」では、本演習を実施する際の基礎となる理論的知識を教授する。 |
その他 |