開講年度 2007
教育課程名 主専門教育課程 学科別科目
授業科目番号 5
授業科目名 情報工学実験A
開講曜日と時限 金曜5-7
教室番号 R201, R102
開講学期 前期
単位数 (1.5)
対象学科・学年 情報工学科3年
必修・選択の別 必修
授業方法 実験
担当教員 魚住 超 (V615)(46-5434)
塩谷 浩之 (V606) (46-5336)
教員室番号 V615,605
連絡先(Tel) 魚住 超 (V615)(46-5434)
塩谷 浩之 (V606) (46-5336)
連絡先(E-Mail) uozumi@csse.muroran-it.ac.jp

shioya@csse.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 魚住:木曜日 10:25〜11:45

塩谷:火曜日 16:00〜17:00
授業のねらい 信号処理:
信号処理等の講義で学んだことを実際に自分で行うことによって,
講義で学んだ事柄をより深く理解する.
離散時間の信号処理の基礎と数値・数式処理ソフトウエアを用いた
実験を通じてレポートにまとめて提出することにより,技術レポート
作成の基礎を体験する.

ネットワーク:
ネットワークの基礎から応用までの仕組みを理解し,安全で確実な
ネットワークを実現するための手続きを,授業の「情報ネットワーク(必修)」と実験を通して学習する.
到達度目標 信号処理
1フーリエ変換を用い様々な信号の周波数スペクトルを計算・解析できる.

2フーリエ変換と離散フーリエ変換を関係を理解し,離散時間信号の離散
フーリエ変換を計算できる.

3高速フーリエ変換の信号処理に関する理論を理解し,基本的な離散
スペクトルを解析できる.

ネットワーク 

1.インターネット発展の歴史を,標準化の過程を通して理解する.

2.OSI 参照モデルを通して,ネットワークの階層性を理解する.

3.ネットワークの構成要素について理解する.

4.インターネットの基本プロトコル TCP/IP について理解する.

5.ルーティング(経路制御)について理解する.
授業計画 A,Bの2グループに分かれて実験を行う.

Aグループ 

1週目 信号処理ガイダンス

2週目 離散時間信号に関する実験

3週目 フーリエ変換に関する実験

4週目 離散フーリエ変換に関する実験

5週目 高速フーリエ変換に関する実験

6週目 線形時不変システムに関する実験

7週目 デジタルフィルタに関する実験

8週目:ネットワークの基礎知識

9週目:TCP/IPの基礎

10週目:データリンク

11週目:IPプロトコル

12週目:TCPとUDP

13週目:ルーティング

14週目:アプリケーション

15週目 総合問題に関するレポート作成

-- Bグループ------------------

1週目:ネットワークの基礎知識

2週目:TCP/IPの基礎

3週目:データリンク

4週目:IPプロトコル

5週目:TCPとUDP

6週目:ルーティング

7週目:アプリケーション

8週目 信号処理ガイダンス

9週目 離散時間信号に関する実験

10週目 フーリエ変換に関する実験

11週目 離散フーリエ変換に関する実験

12週目 高速フーリエ変換に関する実験

13週目 線形時不変システムに関する実験

14週目 デジタルフィルタに関する実験

15週目 総合問題に関するレポート作成

教科書及び教材 プリントを配布する。
参考書 信号処理:ディジタル信号処理(樋口龍雄,川又政征著),昭晃堂

成績評価方法 全部の実験課題に対するレポート評価による.
2テーマ各々レポート評価50点満点(計100点満点)とし,60点以上を合格とする.
履修上の注意 不合格者は再履修すること。
教員からのメッセージ
学習・教育目標との対応 この授業科目は情報工学科の学習目標の以下の項目に対応している.
人[チームワーク力]他者と共同して仕事を進める能力を身につける。
技術者[段取り力]論理的に計画を立案し合理的に段取りを設定して課題を解決する能
力を身につける。
技術者[コミュニケーション力]日本語による発表・討論・技術文書作成能力および国
際的な仕事をするための基礎的英語能力を身につける。
情報技術者[コンピュータサイエンス]情報工学の基礎知識と応用能力を身につける。
関連科目 この科目は,ディジタル信号処理,データ構造とアルゴリズム,情報ネットワーク,情報工学PBLシステム開発演習を基礎とし,情報工学ゼミナールIIにつながる.

その他