開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 30 |
授業科目名 | ディジタル信号処理 |
開講曜日と時限 | 月曜日 5,6時限 |
教室番号 | N208 |
開講学期 | 後期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 情報工学科2年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 講義と演習 |
担当教員 | 鈴木幸司 |
教員室番号 | V611 |
連絡先(Tel) | 46-5435 |
連絡先(E-Mail) | yuki@csse.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 月曜日 16:30−17:30 |
授業のねらい | ディジタル信号処理は,インターネットなどに代表されるデジタル技術の基礎的技術である.また,ディジタル信号処理は広範囲な領域をカバーしているため,基礎的な理論を習得する. |
到達度目標 |
1.ディジタル信号処理に関する基本的な理論を理解する.(理解力, 25%)
2.ディジタル信号処理の基本的なフィルターが設計できる.(応用力, 25%) 3.求められた基本的な動作を果たすディジタルフィルターを設計できる.(実践力, 25%) 4.工学的問題とディジタル信号処理で学んだことを関連づけて説明できる(プレゼンテーション力, 25%) |
授業計画 |
1週:ディジタル信号処理はどのような学問か.情報工学でディジタル信号
処理を学ぶ意義.数学的準備(教科書 pp. 1-18) 2〜3週:離散時間信号(離散フーリエ変換,標本化定理) (教科書 pp. 18-41) 4〜5週:離散フーリエ変換(離散フーリエ変換とその性質) (教科書 pp. 41-49) 6〜8週:ディジタルフィルタの基礎(ディジタルフィルタ,差分方程式周 波数応答) (教科書 pp.66-87) 9〜11週:ディジタルフィルタの解析(伝達関数と周波数,安定性) (教科書 pp.102-120) 12週:周波数選択性ディジタルフィルタ(設計仕様の与え方,線形位相特 性) (教科書 pp.121-140) 13〜14週:FIRフィルタの設計 (教科書 pp. 141-157) 15週:試験 |
教科書及び教材 | ディジタル信号処理(樋口龍雄,川又政征著),昭晃堂 |
参考書 | 必要に応じて指定する. |
成績評価方法 | 試験によって評価する(100点満点で60点以上合格). |
履修上の注意 |
(1)授業中の質問は大歓迎。オフイスアワーなどでの質問も適宜受け付
ける. (2)授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。 (3)再試験は原則として行わない。 (4)不合格者は原則として再履修すること。 |
教員からのメッセージ | 1年次で学んだ微分積分や代数幾何を復習しながら履修してもらいたい. |
学習・教育目標との対応 |
この授業科目は情報工学科の学習目標の以下の項目に対応している.
情報技術者[コンピュータサイエンス]情報工学の基礎知識と応用能力を身につける. |
関連科目 | 視覚情報処理,マルチメディア工学に関連している. |
その他 |