開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 23 |
授業科目名 | ソフトウエア工学 |
開講曜日と時限 | 月曜日3-4時限(10:25-11:55) |
教室番号 | N403 |
開講学期 | 後期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 情報工学科2年 |
必修・選択の別 | 必修 |
授業方法 | 講義 |
担当教員 | 佐藤和彦 (SATO,Kazuhiko) (情報工学科・計算機システム学講座 (Computer Systemics 講座)) |
教員室番号 | V502 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5414 |
連絡先(E-Mail) | kazu@csse.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 水曜日 10:25-11:55 |
授業のねらい |
ソフトウェア工学は、ソフトウェアの開発・運用・保守に関する技法を体系的に扱う学問である.オブジェクト指向プログラミングの登場によって、ソフトウェア開発技法にも新たなパラダイムが生まれている.
本講義では、従来の基本的なソフトウェア工学の手法を学び、さらには 最近注目されている新たな手法についても知識を得ることを目的とする. |
到達度目標 |
1.基本的なソフトウェア開発プロセスを理解し,各工程について簡単に説明することができる.(30%)
2.オブジェクト指向なソフトウェア開発技法について理解し、代表的な開発モデルを説明することができる.(30%) 3.モデル化技法の基本を理解し,小規模なソフトウェアの仕様を自分でモデル化することができる.(20%) 4.プロジェクト管理の基本を理解する.(20%) |
授業計画 |
第 1週 ソフトウェアとソフトウェア工学
第 2週 ソフトウェアの開発プロセス 第 3週 開発計画と要求分析 第 4週 構造化分析技法 第 5週 ソフトウェアの設計(1) 第 6週 ソフトウェアの設計(2) 第 7週 ソフトウェアの実装と開発環境 第 8週 テストと保守 第 9週 プロジェクト管理と品質管理 第10週 再利用と規模見積もり 第11週 ソフトウェア工学の新たなパラダイム 第12週 オブジェクト指向ソフトウェア開発(1) 第13週 オブジェクト指向ソフトウェア開発(2) 第14週 オブジェクト指向ソフトウェア開発(3) 第15週 まとめと総復習 定期試験 |
教科書及び教材 | 授業に使用する必要な資料は適宜プリントとして配付する. |
参考書 |
松本啓之亮著「ソフトウェア工学」森北出版 (定価2400円+税)
小泉寿男、他共著「ソフトウェア開発」オーム社 (定価2800円+税) 玉井哲雄著「ソフトウェア工学の基礎」岩波書店 (定価3400円+税) この他にもソフトウェア工学に関する書籍は数多く出版されている. 知識を深めるためにも1冊は手に入れて読むことを勧める. |
成績評価方法 |
定期試験で成績を評価する.
定期試験の不合格者に対して再試験を1度に限り実施する. ただし再試験で合格した者は成績の上限を「可」とする. |
履修上の注意 |
1)C言語などのプログラミング言語の基本を習得し,簡単なプログラム作成ができることが望ましい.
2)授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする. 3)再試験は定期試験を受験しない者は対象外とする. |
教員からのメッセージ | 将来、システムエンジニア(SE)やプログラマー(PG)の職を目指す場合には必須となる知識です.ぜひ、この授業でその基礎を習得してください. |
学習・教育目標との対応 |
この授業科目は情報工学科の学習目標の以下の項目に対応している。
情報技術者[情報システム]情報システムの基礎知識と構築・運用能力を身につける. |
関連科目 |
この授業科目は情報工学科の科目に関連している.
情報工学PBL:システム開発演習 卒業研究 |
その他 |