開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 6 |
授業科目名 | 情報工学PBL:システム開発演習 |
開講曜日と時限 | 木曜日 3,4時限 |
教室番号 | V402, V403, V404, V405, V406, V407 |
開講学期 | 後期 |
単位数 | (1) |
対象学科・学年 | 情報工学科2年 |
必修・選択の別 | 必修 |
授業方法 | コンピュータを用いた演習 |
担当教員 |
佐賀聡人(SAGA, Sato)(情報工学科・計算機システム学講座
(Computational Intelligence 講座)) 佐藤和彦(SATO, Kazuhiko)(情報工学科・計算機システム学講座 (Computer Systemics 講座)) 島田浩次(SHIMADA, Koji)(情報工学科・コンピュータ知能学講座 (Human Informatics 講座)) 蓮井洋志(HASUI, Hiroshi)(情報工学科・計算機システム学講座 (Computer Systemics 講座)) 工藤康生(KUD0, Yasuo)(情報工学科・計算機システム学講座 (Computer Systemics 講座)) 倉重健太郎(KURASHIGE, Kentarou)(情報工学科・コンピュータ知能学講座 (Computational Intelligence 講座)) |
教員室番号 |
佐賀聡人:V-501
佐藤和彦:V-502 |
連絡先(Tel) |
佐賀聡人:0143-46-5415 又は 0143-46-5447
佐藤和彦:0143-46-5414 |
連絡先(E-Mail) |
佐賀聡人:saga@csse.muroran-it.ac.jp
佐藤和彦:kazu@csse.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
佐賀聡人:金曜日 10:00〜11:55(V-212室)
佐藤和彦:水曜日 10:25〜11:55 |
授業のねらい |
提示された課題を解決するソフトウェアを実践的に開発する演習(PBL, Problem Based Learning)でを行うことで、学生が自主的に準備、調査、学習、議論を行い問題を解決する力を養う.
|
到達度目標 |
1.グループ開発用のソフトウェア・ツール群の使い方を理解する.(20%)
2.グラフィカルなユーザインタフェースを持つソフトウェアの開発を体験する.(20%) 3.与えられた課題条件の下で,独自性のあるソフトウェアを企画する.(20%) 4.企画に沿って,適切にソフトウェアの基本設計を行う.(20%) 5.グループ内の作業分担と作業進捗管理を自主的に行い,期日まで基本設計に基づいたソフトウェア開発を完了させる.(20%) |
授業計画 |
第1週 演習内容の概要説明
第2週 サンプルプログラムの解説 第3週 バージョン管理システムSVNの利用実習 第4週 デバッガツールGDBの利用実習 第5週 サンプルプログラムの動作解析実習 第6週 オリジナルプログラムの企画立案 第7週 オリジナルプログラムの基本設計 第8週 作業分担と開発工程の検討 第9週 グループ開発作業(1) 第10週 グループ開発作業(2) 第11週 中間結果発表と企画・基本設計・開発工程の再検討 第12週 グループ開発作業(3) 第13週 グループ開発作業(4) 第14週 最終結果発表とオリジナルプログラムの取扱い説明書の作成 第15週 レポートの作成 |
教科書及び教材 |
・橋本洋志、小林裕之「図解 OpenGLによる3次元CGアニメーション」、オーム社、本体定価2400円
・資料を配布する. ・その他,最新情報をWebを利用した講義テキスト作成支援システム「はたおり虫」で随時提供する. |
参考書 | ・適宜「はたおり虫」で紹介する. |
成績評価方法 |
・期日までにレポートの提出が無いものは成績評価の対象とせず不合格とする.
・レポートの内容により成績を評価する. ・100点満点で60点以上を合格とする. |
履修上の注意 |
・C言語によるプログラミングに充分習熟しておくこと.
・受講生3〜4名からなる小グループごとに課題解決ソフトウェアの開発を行うので,本演習への積極的な参加に特に努めること. ・不合格の場合は再履修するものとする. |
教員からのメッセージ |
・本演習は,学生諸君の自主性を特に重んじる演習です.学生間の協調を大事にしながらも,個々の独自性を大いに発揮してください.
・本演習には重点的に多くの教員およびスタッフを配置しています.是非,この機会に,学生側から積極的にコミュニケーションをとり,有意義な質問や相談ができるようになって下さい.適切に質問できる力は,将来にわたって最も必要とされる能力の一つとなります. |
学習・教育目標との対応 |
この授業科目は情報工学科の学習目標の以下の項目に対応している.
・人[自己啓発]自己を啓発して学習する習慣を身につける。 ・人[チームワーク力]他者と共同して仕事を進める能力を身につける. ・技術者[段取り力]論理的に計画を立案し合理的に段取りを設定して課題を解決する能力を身につける. ・情報技術者[コンピュータサイエンス]情報工学の基礎知識と応用能力を身につける. ・情報技術者[情報システム]情報システムの基礎知識と構築・運用能力を身につける. |
関連科目 |
・この科目は第2学年前期に開講した「情報工学演習C」の履修を前提としている.
・この科目は第2学年後期に同時開講している講義科目「ソフトウェア工学」の演習として位置づけられている. ・今後の関連科目は第3学年前期開講の「情報工学PBL:表現技術」である. |
その他 | 第9週〜第13週の「グループ開発作業」では,作業の進捗管理をグループごとに学生自らが行うことになります.担当スタッフの助言なども参考にしながら,演習を段取りよく着実に進められるように特に注意して下さい. |