開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 21 |
授業科目名 | 計算機システム |
開講曜日と時限 | 8月6日〜8日,8月20日,21日(集中講義) |
教室番号 | N−401 |
開講学期 | 前期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 情報工学科2年 |
必修・選択の別 | 必修 |
授業方法 | 講義及び演習 |
担当教員 |
阿部 司(ABE,Tsukasa)(苫小牧工業高等専門学校教授)
(本学担当:前田純治(MAEDA, Junji))(情報工学科・コンピュータ知能学講座) |
教員室番号 | V-608 |
連絡先(Tel) | (本学担当:前田)0143-46-5413 |
連絡先(E-Mail) | (本学担当:前田):junji@csse.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | |
授業のねらい | 急速に発展している計算機のアーキテクチャとその構成に必要なハードウェア技術、構成方式について学び、計算機ハードウェア技術の変遷、計算機アーキテクチャ、メモリ階層技術と仮想記憶方式、並列処理技術、高速処理技術などについての理解を深める。 |
到達度目標 |
1.計算機技術の発達を理解する。(5%)
2.コンピュータの基本機能と構造を理解する。(10%) 3.コンピュータの記憶階層を理解する。 (40%) 4.入出力アーキテクチャを理解する。 (20%) 5.プロセッサアーキテクチャを理解する。(25%) |
授業計画 |
1週目 コンピュータの進歩
2週目 コンピュータの基本構造と性能評価 3週目 コンピュータの記憶階層と性能評価 4週目 キャッシュメモリの動作原理と構成 5週目 キャッシュメモリの高速化技術 6週目 キャッシュメモリの性能評価 7週目 仮想メモリシステムの動作原理と構成 8週目 仮想メモリシステムの高速化技術と性能評価 9週目 補助記憶装置と周辺装置 10週目 ハードディスクの動作原理と性能評価 11週目 ハードディスクの高信頼性技術 12週目 命令セットアーキテクチャとマイクロアーキテクチャ 13週目 パイプライン処理の動作原理 14週目 パイプライン処理の高速化技術と性能評価 15週目 定期試験 |
教科書及び教材 | 教材資料を配布して説明する. |
参考書 | 内田啓一郎、小柳滋著:「コンピュータアーキテクチャ」,オーム社 |
成績評価方法 | 最後の授業で定期試験を行う。評価は、定期試験75%,レポート及び演習25%の重みで行う。60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 |
(1) 80%以上の出席が必要である(未満の場合は、非履修とみなす)。
(2) 計算機システムに関するレポートを必ず提出すること。また、授業中に適宜演習を実施する。 (3)再試験は行なわない。 (4)不合格者は再履修すること。 |
教員からのメッセージ | 情報工学を学ぶ上で計算機システムを理解していることは必須の条件であるので,しっかり勉強してほしい。 |
学習・教育目標との対応 |
この授業科目は、情報工学科の学習目標の以下の項目に対応している。
情報技術者:「情報システム」−基礎知識と構築・運用能力を身につける。 |
関連科目 | この科目は、3年次開講の「組込みシステム」の基礎になるものである。 |
その他 |