開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 26 |
授業科目名 | 数値解析 |
開講曜日と時限 | 木曜日1−2時限 |
教室番号 | A333 |
開講学期 | 後期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 情報工学科1年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 講義および演習 |
担当教員 | 長島 知正(NAGASHIMA Tomomasa) (情報工学科・ヒューマン情報学講座) |
教員室番号 | V609 |
連絡先(Tel) | 0143−46−5433 |
連絡先(E-Mail) | nagasima@csse.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 木曜 11:00−12:00 |
授業のねらい | 計算機内部の数値表現と誤差発生の仕組みを理解し、様々な課題に数値計算のアルゴリズムを適応させる応用力を身につけ、さらに精度の良い数値計算手法について検討できる能力を養う。 |
到達度目標 |
1.計算機内部での数値表現を理解し、利用することが出来る。(理解力、25%)
2.様々な数値解析手法の知識を身につける(知識力、25%) 3.各種計算アルゴリズムを問題解決に応用出来る。(応用力、25%) 4.各種の数値解析手法の誤差を評価できる。(論理力25%) |
授業計画 |
週 授業の内容 備考
第 1週 数値解析総論、数の表現 第 2週 数値計算と誤差 第 3週 非線形方程式 (1) 区間縮小法 第 4週 非線形方程式 (2)ニュートン法 第 5週 小テストと解説 第 6週 連立1次方程式 (1) 反復法 第 7週 連立1次方程式 (2) ヤコビ法 第 8週 連立1次方程式(3)ガウス・ザイデル法 第 9週 小テストと解説 第10週 補間法 (1) 関数近似 第11週 補間法 (2) ラグランジュ補間 第12週 数値積分 (1) 台形公式等 第13週 常微分方程式 (1) 概説 第14週 常微分方程式 (2) オイラー法 第15週 常微分方程式 (3) ルンゲ・クッタ法と誤差 評価 定期試験 |
教科書及び教材 |
「だれでもわかる 数値解析入門」新濃清志、船田哲男共著
近代科学社 ¥2400 を教科書として使用する。授業はこれを基準にして進めるので、各自用意すること。 |
参考書 |
よく分かる 「数値解析演習」 皆本 晃弥 近代科学社
¥2400 「数値計算」 大石 進一 裳華房 ¥2000 |
成績評価方法 | 100点満点中60点以上合格。定期試験の成績(50%)と講義の中で行う小テスト(50%)の割合で評価する。 |
履修上の注意 |
主専門共通科目の解析I、線形代数についての基礎的学力が必要になります。
情報工学科 数理工学演習Aに合格していることを履修条件とします。 |
教員からのメッセージ |
本講義の中では数値計算法を実際にコードすることは行わなませんが、学習した数値計算のアルゴリズムを簡単に確認する手段を各自用意してください
(必ずしもPCは必要ありません)。 |
学習・教育目標との対応 |
この授業科目は情報工学科の学習目標の以下の項目に対応している。
情報技術者[情報基礎]数学と自然科学の基礎知識を身につける。 |
関連科目 |
情報工学演習Cで、本科目で学習した内容の演習がある。
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その他 |