開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 4 |
授業科目名 | 数理工学演習B |
開講曜日と時限 | 金曜日 5・6時限 |
教室番号 | N205 |
開講学期 | 後期 |
単位数 | (1) |
対象学科・学年 | 情報工学科1年 |
必修・選択の別 | 必修 |
授業方法 | 演習 |
担当教員 |
佐藤 一彦
施 建明 倉重 健太郎 |
教員室番号 |
V511(佐藤)
V514(施) R210(倉重) |
連絡先(Tel) |
0143-46-5422(佐藤)
0143-46-5423(施) 0143-46-5483(倉重) |
連絡先(E-Mail) |
satoh@csse.muroran-it.ac.jp(佐藤)
shi@csse.muroran-it.ac.jp(施) kentarou@csse.muroran-it.ac.jp(倉重) |
オフィスアワー | |
授業のねらい |
この授業科目は情報工学科の学習目標の以下の項目に対応している。
情報技術者「情報基礎」数学と自然科学の基礎知識を身に付ける。 |
到達度目標 |
1.離散数学の基礎概念や技法を理解する。(25%)
2.情報工学で用いられる離散数学の取扱い、問題解決手法について理解し、離散数学の応用力を養う。(25%) 3.線形システム論の基礎となる数学的手法について理解する。(25%) 4.情報工学に関連する線形システムの取扱い、問題解決手法について理解し、線形システム論の応用力を養う。(25%) |
授業計画 |
1年次後期に開講される離散数学及び線形システム論の講義と並行して演習により理解を深め、応用力を培う。毎週交互に離散数学と線形システム論の演習を行う。
第 1週:オリエンテーション 第 2週:線形システム論 (1)差分方程式 第 3週:離散数学 (1)離散数学の概要、集合と数理論理 第 4週:線形システム論 (2)微分方程式、1次機器と2次機器 第 5週:離散数学 (2)証明と数学的帰納法 第 6週:線形システム論 (3)線形システム論第1回中間試験 第 7週:離散数学 (3)写像と組合わせ数 第 8週:線形システム論 (4)z-変換、ラプラス変換 第 9週:離散数学 (4)中間試験の解答と再帰問題 第10週:線形システム論 (5)行列と行列関数 第11週:離散数学 (5)漸近計算とグラフ理論 第12週:線形システム論 (6)線形システム論第2回中間試験 第13週:離散数学 (6)いろいろな木構造と情報理論 第14週:線形システム論 (7)多変数離散時間システム 第15週:離散数学 (7)離散代数、総合演習 第16週:線形システム論 (8)多変数連続時間システム |
教科書及び教材 | 離散数学及び線形システム論で使用する教材のほか、演習の各テーマについて演習シートを用いる。 |
参考書 | 離散数学及び線形システム論で指示する参考書 |
成績評価方法 | 演習で出題する課題について提出されたリポートにより成績評価する。配点は離散数学と線形システム論が各50点、計100点で、60点以上の得点をもって合格とする。 |
履修上の注意 | 離散数学及び線形システム論を履修すること。 |
教員からのメッセージ | 離散数学及び線形システム論は情報工学科の基礎科目です。これらの科目は講義で基礎的な概念や応用の事例を学びますが、これら知識を用いて具体的な問題を取り扱うにはスキルのレベルまで習熟する必要があります。演習ではT・Aの協力も得て、講義よりも肌理細かな指導を心がけます。理解力を応用力に転化できるよう、演習に勤しみましょう。 |
学習・教育目標との対応 |
この授業科目は情報工学科の学習目標の以下の項目に対応している。
情報技術者「情報基礎」数学と自然科学の基礎知識を身につける。 |
関連科目 | 「離散数学」、「線形システム論」など |
その他 | 毎回の授業に出席し、演習課題についてリポートを作成し提出することが成績評価の前提になりますので、無断欠席は認めません。 |