1 開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 21 |
授業科目名 | 機械システム設計学 |
開講曜日と時限 | (月)1,2限(夜) |
教室番号 | C303 |
開講学期 | 後期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 機械システム工学科3年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 講義,演習 |
担当教員 | 風間俊治(KAZAMA,Toshiharu)(機械システム工学科・設計制御工学講座) |
教員室番号 | B310-3 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5349 |
連絡先(E-Mail) | kazama@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | (月)14:30-16:30 |
授業のねらい | 多種多様な機械および機械システムを設計する際には,使用される分野や各機種に応じた設計法が求められる.しかしながら,それらの機械部品の一部は,基盤となるいくつかの共通な機械要素で構成されることが多い.本授業では,これらの機械要素を理解し,その部品選定や寸法決定などに必要な知識を獲得することにより,機械システム設計の基礎を学ぶ. |
到達度目標 |
機械システムの結合系,回転軸系,動力伝達系などに用いられる各構成要素の基礎や規格の概要を把握できる.(理解力 50 %)
静的あるいは定常的な特性評価および基礎的な設計計算ができるようになる.(計算力 50 %) |
授業計画 |
_週_ 単元,教科書ページ
第1週 概要(機械設計,生産技術,単位)1〜3,281〜305 第2週 基礎(強度設計,許容応力・安全率)3〜23 第3週 基礎(はめあい)23〜28(表面性状・粗さ)29〜32 第4週 結合系(ねじ)33〜60(リベット,溶接)61〜87 第5週 小まとめ 第6週 回転系(軸)88〜100(キー)100〜104 第7週 回転系(軸継手)104〜117 第8週 回転系(すべり軸受)117〜132(転がり軸受)132〜145 (シール)145〜154 第9週 伝達系(歯車)155〜185 第10週 伝達系(クラッチ,ブレーキ)185〜205(ベルト)205〜230 第11週 定期試験 第12週 デジタル・エンジニアリング(概要,設計) 第13週 デジタル・エンジニアリング(3D−CAD) 第14週 デジタル・エンジニアリング(3D−CAD) 第15週 デジタル・エンジニアリング(RP) [注] 第12〜14週はC210(情報メディア教育センター端末室)と多目的工作室(ものづくり基盤センター)にて行う予定. |
教科書及び教材 | 教科書:和田稲苗編著「機械要素設計」実教出版,3,360円(税込.平成19年現在) |
参考書 |
1.日本機械学会編「機械工学便覧 B:応用編」,日本機械学会.[附属図書館蔵, 1F参考図書 530.3 ]
2.伊藤美光著「機械要素のシステム設計」日刊工業新聞社.[附属図書館蔵,1F泉文庫 531.3] 3.米山猛著「機械設計の基礎知識」日刊工業新聞社.[附属図書館蔵 ,1Fシラバス 531.9] 4.畑村洋太郎編著「実際の設計」日刊工業新聞社.[附属図書館蔵, 1Fシラバス 531.9] |
成績評価方法 | 成績は,課題(レポート形式.ただし,小テストや口頭試問を含む場合がある)60点満点および定期試験40点満点の合計100点満点で採点し,60点以上を合格とする. |
履修上の注意 | すべての課題を提出し,かつ定期試験を受験すること.再試験は実施しません(不合格者は再履修). |
教員からのメッセージ |
・授業中,簡単な演習問題を多く解いて頂く予定です.毎回,教科書,出席が原則です.ノート,筆記用具,関数電卓を忘れずに持ってきて下さい.
・定期(期末)試験は,第11週(年末)に実施する予定です.十分に注意して下さい. ・第12〜15週は,3D−CADとRP(ラピッド・プロトタイピング,3次元造形機)を利用したデジタルものづくりの演習授業を行う予定です.内容やスケジュール等の詳細は,授業中に伝えます. |
学習・教育目標との対応 |
・学科の学習・教育目標との対応
(A)-4 機械システム工学に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力 |
関連科目 |
[必要とする主要科目]機構学,機械設計製図I,II,材料力学I,II,機械力学
[必要とされる主要科目]コース別設計法,卒業研究I,II(テーマに依存) |
その他 |
課題は指定された方法で期日内にすべて提出して下さい.
授業計画は,進捗状況や都合により,一部,変更する場合があります. |