1 開講年度 2007
教育課程名 主専門教育課程 学科別科目
授業科目番号 19
授業科目名 機械加工学
開講曜日と時限 火曜日 1〜2時限
教室番号 C207
開講学期 前期
単位数 2
対象学科・学年 機械システム工学科3年
必修・選択の別 選択
授業方法 板書形式で行う。
担当教員 上出 英彦
教員室番号 B214
連絡先(Tel) 46-5322
連絡先(E-Mail) kamide@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 金曜日 15:00〜17:00
授業のねらい ものづくりの基本となる各加工法の原理と実際を理解する。
到達度目標 ものづくりの現場で対応できる各加工法の原理と実際を
理解すると共に応用に向けた基礎を習得する。
授業計画 1、ものづくりの全体について概説する。
2、鋳造加工:鋳造法の特徴、砂型および金型鋳造、特殊鋳造、
  鋳造方案等について触れる。
3、溶接加工:被覆アーク溶接(アークの特性、極性、溶接棒等)、
  各種溶接法(MIG,TIG等)、熱変形等に触れる。
4、切削加工:利点と精度、工具材料、工具寿命、二次元切削理論
  (前提条件、単純剪断面モデルとその幾何学)、切削温度、
  仕上げ面あらさ、特殊切削(高温切削、振動切削)等に触れる。
5、研削加工:研削砥石の構成要素、作用面要素、研削の幾何学、
  切れ刃の変化(形状変化、弾性、すべり、下向き研削)、
  加工変質層、研削性能、精密仕上げ加工等に触れる。
教科書及び教材 必要に応じてプリントを配布する。
参考書 機械加工学:中島利勝、コロナ社
機械加工学:津和秀夫、養賢堂
切削・研削加工:臼井英治、共立出版
溶融加工学:大中逸雄他、コロナ社
最新溶接工学:鈴木春義、コロナ社
成績評価方法 100点満点で中間試験40点、定期試験60点の割合で行い、
60点以上を合格とする。
履修上の注意 80%以上の出席が必要である(未満の場合は非履修とみなす)。
授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。
不合格者は再履修とする。
教員からのメッセージ 多くの加工法に触れる。日頃の整理が必要である。
一つの加工法に触れる時、絶えず他の加工法との比較を
念頭において欲しい。
学習・教育目標との対応 この科目は機械システム工学科学習・教育目標の
3.工学システムをデザイン・製作する能力を涵養と対応する。
また、JABEE基準1(d)該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを
問題解決に応用できる能力と対応する。
関連科目 工作法実習、機械製図、幾何学、機械材料学
その他