開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 49 |
授業科目名 | 塑性加工学 |
開講曜日と時限 | 月曜日 3,4時限 |
教室番号 | N208 |
開講学期 | 後期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 機械システム工学科3年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 板書形式で行う。 |
担当教員 | 上出英彦 |
教員室番号 | B-214 |
連絡先(Tel) | 46-5322 |
連絡先(E-Mail) | kamide@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
金曜日
15:00〜17:00 |
授業のねらい |
各加工法のうち、重量割合で大きな比重を占める
塑性変形を利用した加工法の原理と実際を理解する。 |
到達度目標 |
ものづくりの現場で対応できる塑性加工法の原理と
実際を理解すると共に応用に向けた基礎を習得する。 |
授業計画 |
1、塑性加工の基礎および各加工法についての概説
2、鍛造加工:温度と塑性変形、動的再結晶と応力ー歪曲線 鍛錬効果、型鍛造、鍛造欠陥、圧縮変形の力学(平面歪 圧縮、円板の圧縮) 3、圧延加工:各種圧延加工の特徴、圧延用語、冷間圧延の 力学、実際の圧延圧力、圧延における弾性変形(ロール の曲り、扁平、圧延機の弾性)、薄板圧延、圧延限界、 圧延欠陥。 4、押出し加工、線引き加工 5、絞り加工:分類、加工に要する力、加工に及ぼす因子 (ダイス肩半径、ポンチ肩半径、隙間)、成型不良、 特殊成形、各種成形性試験 |
教科書及び教材 | 必要に応じてプリントを配布する。 |
参考書 |
塑性学と塑性加工:葉山益次郎、オーム社
塑性加工学:大矢根守哉他、コロナ社 金属塑性加工学:加藤健三、丸善 塑性加工:鈴木 弘、裳華房 |
成績評価方法 | 100点満点の定期試験で、60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 |
80%以上の出席が必要である。(未満の場合は非履修とみなす。)
授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知する。 再試験は行わない。 不合格者は再履修とする。 |
教員からのメッセージ |
多くの加工法に触れる。日頃の整理が必要である。
一つの加工法に触れる時、絶えず他の加工法との比較を 念頭において欲しい。 |
学習・教育目標との対応 |
この科目は機械システム工学科学習・教育目標の
3.工学システムをデザイン・製作する能力を涵養と対応する。 また、JABEE基準1(d)該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを 問題解決に応用できる能力に対応する。 |
関連科目 |
工作法実習、機械製図、機械材料学、機械加工学、
材料力学、弾塑性学 |
その他 |