開講年度 2007
教育課程名 主専門教育課程 学科別科目
授業科目番号 30
授業科目名 材料力学演習II
開講曜日と時限 木曜5,6時限
教室番号 A304
開講学期 後期
単位数 (1)
対象学科・学年 機械システム工学科2年
必修・選択の別 選択
授業方法 演習
担当教員 境 昌宏(SAKAI,Masahiro)(機械システム工学科・航空基礎工学講座・航空構造工学研究室)
藤木裕行(FUJIKI,Hiroyuki)(機械システム工学科・生産基礎工学講座・材料力学研究室)
世利修美(SERI,Osami) (機械システム工学科・航空基礎工学講座・航空構造工学研究室)
教員室番号 境:B309-1
藤木:A201
世利:B310-4
連絡先(Tel) 境:0143-46-5377
藤木:0143-46-5323
世利:0143-46-5365
連絡先(E-Mail) 境:msakai@mmm.muroran-it.ac.jp
藤木:fujiki@mmm.muroran-it.ac.jp
世利:seri@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 境:火曜日 12:55〜15:00
藤木:水曜日 13:30〜14:25,水曜日 17:00〜18:00
世利:水曜日 12:55〜14:25
授業のねらい 材料力学は,機械及び構造物の強度や変形に関する基礎的学問であり,機械や構造物の設計の基礎として広く他の分野に関連している。材料力学演習IIでは,材料力学Iの基礎事項の理解の上に,材料及び構造物の強度や変形に関する種々の現象及び理論的取り扱い等に関する例題を実際に解くことで,それらの理解と応用を修得する。
到達度目標 1.材料力学に関する基本的な用語と内容が理解できる。(20%)
2.軸,梁及びそれらの組合された構造部材に生ずる応力や変形に関する力学的現象を理解し,力学的解析ができる。(60%)
3.機械及び構造物の安全強度設計ができる。(20%)
授業計画 1週目 授業ガイダンス,材力Iの復習(1) 材力IIの進行具合により,前後する場合有り
2週目 1週目の問題解説,材力Iの復習(2) 材力IIの進行具合により,前後する場合有り
3週目 2週目の問題解説,材力Iの復習(試験形式) 材力IIの進行具合により,前後する場合有り
4週目 3週目の問題解説,梁の曲げ変形と不静定梁(1) 材力IIの進行具合により,前後する場合有り
5週目 4週目の問題解説,梁の曲げ変形と不静定梁(2) 材力IIの進行具合により,前後する場合有り
6週目 5週目の問題解説,梁の曲げ変形と不静定梁(3) 材力IIの進行具合により,前後する場合有り
7週目 6週目の問題解説,梁の曲げ変形と不静定梁(試験形式) 材力IIの進行具合により,前後する場合有り
8週目 7週目の問題解説,ひずみエネルギーとエネルギー原理(1) 材力IIの進行具合により,前後する場合有り
9週目 8週目の問題解説,ひずみエネルギーとエネルギー原理(2) 材力IIの進行具合により,前後する場合有り
10週目 9週目の問題解説,ひずみエネルギーとエネルギー原理(試験形式) 材力IIの進行具合により,前後する場合有り
11週目 10週目の問題解説,中間試験(第5章および第6章) 材力IIの進行具合により,前後する場合有り
12週目 11週目の問題解説,長柱の座屈(1) 材力IIの進行具合により,前後する場合有り
13週目 12週目の問題解説,長柱の座屈(2) 材力IIの進行具合により,前後する場合有り
14週目 13週目の問題解説,長柱の座屈(試験形式) 材力IIの進行具合により,前後する場合有り
15週目 14週目の問題解説,定期試験(材力II全範囲) 材力IIの進行具合により,前後する場合有り
教科書及び教材 教科書:未定(演習課題は毎回プリントで配布する)
教材:「基礎から学ぶ材料力学」,臺丸谷政志・小林秀敏 著,森北出版(2,600円+税)
参考書 (1)「材料力学」,S.P. チェモシェンコ 著,鵜戸口・国尾 訳,東京図書
(2)「材料力学」,桜井忠一 著,産業図書
(3)「Elements of Strength of Materials」,S.P.Timoshenko & D.H.Young, Maruzen Co. Ltd.
(4) 「材料力学演習」,村上敬宜・森和也 共著,森北出版

上掲の参考書すべて本学付属図書館に所蔵
成績評価方法 授業中に毎回出す問題を次回までのレポートとし,そのレポートをA+,A,B+,B,C+,C,D+,D,Fの9段階評価で採点する(Fは提出期限を過ぎて提出した場合)。途中,数回行う試験形式の問題は100点満点で採点する。レター評価のレポートは最終的に以下ように点数に換算する。
A+…100,A…94,B+…89,B…84,C+…79,C…74,D+…69,D…64,F…59
提出された全レポート(試験形式の問題含む)の平均点を最終的な成績とする。平均点は,提出された全レポートの合計点をレポート出題回数で割ることで算出(よって,レポート提出回数が少ないと必然的に平均点が下がります)。
履修上の注意 (1)実施講義回数の2/3以上の出席を単位取得の必要条件とする(2/3未満の場合は非履修とみなす)。
(2)実施講義回数の2/3以上のレポート提出を成績評価の必要条件とする(2/3未満の場合は原則として成績を出さない)。
(3)材料力学Iを履修済みであり,材料力学IIの講義と平行して受講する(あるいは受講済みである)こと。
(4)授業中,あるいは授業中以外でも質問は大歓迎である。オフィスアワーなどを利用して質問に来て下さい。
(5)授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。
(6)不合格者は再履修すること。
教員からのメッセージ 授業内容に関して質問がある人は境(B309-1)まで遠慮無く聞きに来てください。
材料力学IIの試験対策になりますので,出来るだけ受講すること。本科目を履修済みの人も材力2の試験対策のため参加することは一向に構いません。
本科目で行う模擬試験で70点以上とれる人は,ほぼ間違いなく材力2の試験でも合格します。
学習・教育目標との対応 この授業の単位取得は,
JABEE基準1の(1):(a),(b),(d-2),(g)に対応
学科の教育目標:(A)-4,(D)に対応
関連科目 この科目の履修にあたっては,2年前期開講の「材料力学I」ならびに「材料力学演習I」を履修しておくことが望ましい。
今後の関連科目は,3年後期開講の「構造力学」,「軽構造工学」ならびに4年前期開講の「弾塑性学」である。
その他