開講年度 2007
教育課程名 主専門教育課程 学科別科目
授業科目番号 26
授業科目名 土木鋼構造学I
開講曜日と時限 金曜 7・8・9時限
教室番号 A250
開講学期 前期
単位数 1(1)
対象学科・学年 建設システム工学科 土木コース3年
必修・選択の別 必修
授業方法 講義と演習
担当教員 矢吹信喜
教員室番号 D-206
連絡先(Tel) 46-5219
連絡先(E-Mail) yabuki@news3.ce.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 月曜 12:00〜12:30
金曜 17:45〜18:45
授業のねらい 土木構造物に用いられる鋼材の性質を理解し,接合,引張と圧縮部材,曲げ材,梁-柱部材の耐荷性状とその設計方法の基本を修得する.
到達度目標 1.鋼材の基本的な性質を理解し,説明できる.
2.接合,引張と圧縮部材,曲げ材,梁-柱部材の耐荷正常とその設計方法を理解し,実際に簡単な設計及びその照査ができる.
授業計画 1週目:鋼構造物の概要
2週目:構造材料としての鋼材,鋼材の力学的性質
3週目:鋼材の接合(溶接)
4週目:鋼材の接合(高力ボルト)(1)
5週目:鋼材の接合(高力ボルト)(2)
6週目:部材の種類,引張材の耐荷性状,圧縮材の耐荷性状(1)
7週目:圧縮材の耐荷性状(2)
8週目:圧縮材の耐荷性状(3)
9週目:圧縮材の耐荷性状(4)
10週目:局部座屈,圧縮材の設計法
11週目:曲げ材の耐荷性状(1)
12週目:曲げ材の耐荷性状(2)
13週目:曲げ材の設計
14週目:梁-柱部材の耐荷性状
15週目:全体の復習
教科書及び教材 伊藤學著「改訂 鋼構造学」コロナ社,定価(3200円+税)
参考書 なし
成績評価方法 60点以上を合格とする.その成績は,定期試験80%,レポート20%の割合で評価する.レポートは授業の中で作成し,提出するものが多いので,出席していることが前提である.遅れて提出したレポートは大幅に減点する.
履修上の注意 【重要】電卓(ポケコンでも可)とA4のレポート用紙を必ず持参すること.
材料の力学,構造力学Iの内容をきちんと理解していることが前提である.そうでない学生は復習をしっかりしておくこと.
教員からのメッセージ きちんと授業に出席し,ノートを取り,レポートを提出すること.
学習・教育目標との対応 ○(B)良識ある人間性,倫理性,福祉への感性および健全なる心身を形成する
○(C)未来に対する不快洞察力をもって高い視点から問題に対処し,将来にわたって豊かな能力を身につける
◎(D)ジェネラルコントラクター(総合建設業)・コンサルタント(設計会社)・官公庁などで働く技術者に必要とされる工学基礎の習得
○(E)実験・実習・演習や,現地視察・実務に携わる人々からの講義などを重視した実践力の習得
○(F)環境制御・防災に関わる技術の習得
関連科目 材料の力学,構造力学Iの内容をきちんと理解していることが前提である.そうでない学生は復習をしっかりしておくこと.
その他