開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 5 |
授業科目名 | 材料の力学 |
開講曜日と時限 | |
教室番号 | |
開講学期 | 前期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 建設システム工学科1年 |
必修・選択の別 | 必修 |
授業方法 | 講義と演習 |
担当教員 |
第1週〜第8週
土屋 勉(TSUCHIYA Tsutomu)(建設システム工学科・構造工学講座) 菅田 紀之(SUGATA Noriyuki)(建設システム工学科・構造工学講座) |
教員室番号 |
土屋 勉 D−224
菅田 紀之 D−203 |
連絡先(Tel) |
土屋 勉 電話 0143-46-5215
菅田 紀之 電話 0143-46-5220 |
連絡先(E-Mail) |
土屋 勉 tsuchi@mmm.muroran-it.ac.jp
菅田 紀之 sugata@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
土屋 勉 月曜日 12:00〜13:00
菅田 紀之 月曜日 12:15〜12:55 金曜日 12:15〜12:55 |
授業のねらい | 土木・建築構造物の構造解析に必要な力学の基本事項の理解を深めることをねらいとする. |
到達度目標 |
前半
1. 力の合成,分解の考え方を理解できる. 2. モーメントの概念を理解して,具体的な問題を解くことができる. 3. 力のつり合いの考え方を理解して,具体的な問題を解くことができる. 4. 材料の応力―ひずみ曲線およびそれに関わる専門用語を説明することができる. 後半 5. 応力度とひずみ度の概念を理解する. 6. 組み合わせ部材の各部材に作用する部材力,変形量を算定できる. 7.モールの応力円を用い,主応力,主応力方向を算定できる. 8. 与えられた断面の各断面定数を算定できる. |
授業計画 |
※定規(平行線が引けるもの)を持参すること
前半 第1週:講義の概要説明,材料力学の位置づけ,力の性質 第2週:1点に作用する平面力の合成・分解 第3週:モーメント 第4週:1点に作用しない平面力の合成・分解 第5週:力のつりあい 第6週:材料の性質と強さ(1) 第7週:材料の性質と強さ(2) 第8週:前半部試験 後半 第9週:応力とひずみ(引張と圧縮) 第10週:応力とひずみ(温度応力) 第11週:結合部材の断面力,伸び問題 第12週:組み合わせ応力 第13週:モールの応力円,主応力図の作成 第14週:断面の性質(1)(断面1次モーメント,図心) 第15週:断面の性質(2)(断面2次モーメント,主軸,主断面2次モーメント等) なお,第1週から第8週までを土屋教員が,第8週以降を菅田教員が担当する. |
教科書及び教材 | プリント等を配布する. |
参考書 |
山田孝一郎・他著「建築構造力学I」森北出版 定価(2500円+税)
能町純雄著「構造力学I」朝倉出版 定価(4500円+税) |
成績評価方法 |
前半部と後半部それぞれについて,60点以上を合格とする.
成績報告は前半部と後半部を総合(内訳は各50%)して評価する. ・前半部:中間試験70%,演習30% ・後半部:定期試験70%,演習30% |
履修上の注意 | 再試験を1回のみ行うが,そこで不合格の場合には再履修すること. |
教員からのメッセージ |
1年後期から土木コースと建築コースに別かれて構造力学を学ぶことになる.
材料力学は構造力学の基礎となる極めて重要な科目であることより,いずれの項目も完璧に理解するように務めること. |
学習・教育目標との対応 |
建築コース:
この授業の単位取得は,JABEE基準の(c):数学・自然科学・情報技術の知識と応用,(d):建築包括基礎,(g):自主的・継続的学習能力,に対応している. 建築コースの学習・教育目標の,(A):数学的素養の応用理解,(D):建設システム共通基礎知識,(G):構造,に対応している. 土木コース: この授業の単位はJABEE基準1(1)の(d):該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力,(g):自主的,継続的に学習できる能力,に対応している. 学科の学習・教育目標の(D) :ジェネラルコントラクター(総合建設業)・コンサルタント(設計会社)・官公庁などで働く技術者に必要とされる工学基礎の修得,(E) :実験・実習・演習や,現地視察・実務に携わる人々からの講義などを重視した実践力の修得,に対応している. |
関連科目 |
今後の関連科目は次の通りである.
建築コース:建築構造力学I,II,建築構造解析I,II 土木コース:土木構造力学I,IIa,IIb,III,土木鉄筋コンクリート構造学,建設材料実験,マトリックス構造解析 |
その他 |