開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 建設システム工学科(昼間コース) |
授業科目番号 | 63 |
授業科目名 | 建築構造解析II(Structural Analysis of Building II) |
開講曜日と時限 | 月曜日5,6時限(午前12時55分〜午後2時25分) |
教室番号 | A−249 |
開講学期 | 前期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 建設システム工学科 建築コース3年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 講義及び演習 |
担当教員 | 荒井康幸(ARAI,Yasuyuki)(建設システム工学科・構造工学講座) |
教員室番号 | D−225 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5202 |
連絡先(E-Mail) | yarai@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 火曜日12:00〜12:30,木曜日16:30〜17:00 |
授業のねらい |
1.建築骨組みの塑性解析の基礎を理解する。
2.建築構造物の地震応答解析に関する基本的な事項について学び,合理的な耐震設計法に対する理解を深める。 |
到達度目標 |
1.塑性解析の基礎を理解し,簡単な構造物の崩壊荷重を求めることができる。
2.耐震構造解析に関する基本的な用語を理解し,使用することができる。 3.動力学に関する基本的な事項について理解する。 4.モーダルアナリシスによって多層建物の応答値を求めることができる。 |
授業計画 |
週 授 業 内 容 等 備 考
1週目 シラバスの説明,塑性解析の基礎 2週目 崩壊機構と崩壊条件 3週目 上・下界定理 4週目 矩形ラーメンの塑性解析(1) 演習1の出題 5週目 矩形ラーメンの塑性解析(2) 演習2の出題 6週目 地震応答解析の概要,1自由度 系の非減衰自由振動 7週目 1自由度系の減衰自由振動 演習3の出題 8週目 調和外力に対する応答 演習4の出題 9週目 地震応答スペクトル 10週目 振動とエネルギー 11週目 多自由度系の振動方程式 12週目 多自由度系の固有周期とモード 13週目 多自由度系の応答(1) 14週目 多自由度系の応答(2) 15週目 モーダルアナリシス 最終課題の出題 定期試験 |
教科書及び教材 |
山田孝一郎,松本芳紀共著「建築構造力学II」定価(3000円+税),森北出版(授業科目番号47;建築構造力学IIで使用の教科書)および
柴田明徳著「最新構造解析」森北出版,定価(3700円+税) 他に授業に使用する必要な資料は適宜プリントとして配付する。 |
参考書 | 関連図書で,自分にとって分かり易そうなものは何れでもよい。 |
成績評価方法 | 100点満点で定期試験60点,最終課題30点,レポート(演習)10点の割合で評価し,60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 |
1)最終課題の提出が必要(未提出の場合は,非履修とみなす)。
2)授業中の質問は大歓迎。オフイスアワーなどでの質問も適宜受け付ける。 3)授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。 4)再試験は行わないが,やむを得ないものと認めた場合に限り追試験を行う。 5)不合格者は再履修すること。 |
教員からのメッセージ | やや難解な部分もあるが,基本的な考え方を理解すればよいので,最後まで諦めずに受講して欲しい。 |
学習・教育目標との対応 |
この授業の単位修得は、JABEE基準1(1)の(d):該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力、に対応している。
学科の学習・教育目標の、(G)構造演習や実験を重視した教育により,建築の構造に関する基礎的知識と応用力を修得する,に対応している。 |
関連科目 | この科目の履修にあたっては,1学年開講の材料の力学と建築構造力学I,2学年開講の建築構造力学IIおよび建築構造解析Iを修得しておくこと。 |
その他 |