開講年度
2006
教育課程名
博士前期課程 専攻別科目
授業科目番号
11
授業科目名
遺伝子工学特論
開講曜日と時限
教室番号
開講学期
後期
単位数
2単位
対象学科・学年
応用化学専攻1年
必修・選択の別
選択
授業方法
講義
担当教員
教員室番号
連絡先(Tel)
連絡先(E-Mail)
オフィスアワー
授業のねらい
20世紀の後半に生まれた分子遺伝学はその後DNA分子操作技術の驚異的発展から、遺伝子工学という分野を産んだ。遺伝子工学とは遺伝子であるDNAにさまざまな操作を施し、人間を初めとする生物の諸機能を解明する道具となっただけでなく、実際に生物の遺伝子を改変して新しい質を作り出すところまできた。本講義の狙いはその技術の持つ陰と陽の部分を学ぶと共に、遺伝子工学の諸技術の到達点を学ぶところに置く。
到達度目標
DNA、RNA、遺伝子の構造を理解する。遺伝情報が伝達される機構を理解する。遺伝子操作を可能にした技術の発展について理解する。細菌遺伝学とウイルス遺伝学を理解する。動物・植物における遺伝子操作の実例を通して、現代的遺伝子工学の到達点を理解する。
授業計画
第1週 遺伝子工学を可能にした諸技術の発展
第2週 同上
第3週 同上
第4週 モルガン遺伝学
第5週 細菌・ウイルス遺伝学
第6週 同上
第7週 ダーヴィンの進化論と進化の中立説
第8週 同上
第9週 DNAの複製
第10週 DNAからRNAへ
第11週 蛋白合成
第12週 蛋白合成制御
第13週 動物に適用される遺伝子工学
第14週 植物における遺伝子工学
第15週 遺伝子治療
定期試験
教科書及び教材
必要に応じてプリントした教科書を使う。
参考書
ヴォートの生化学
成績評価方法
定期試験で100点満点中60点以上を合格とする。
履修上の注意
教員からのメッセージ
学習・教育目標との対応
関連科目
その他