開講年度
2006
教育課程名
博士前期課程 専攻別科目
授業科目番号
21
授業科目名
粉粒体工学特論
開講曜日と時限
火曜日 5〜6時限(12:55〜14:25)
教室番号
U301
開講学期
前期
単位数
2単位
対象学科・学年
応用化学専攻1年
必修・選択の別
選択
授業方法
講義
担当教員
空閑良壽(応用化学科・化学プロセス工学講座)
教員室番号
H-308
連絡先(Tel)
0143-46-5765
連絡先(E-Mail)
kuga@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
オフィスアワーは月,水曜日の13:30〜15:30です。その他の時間でも,講義内容の質問に限らず,気軽に教員室を訪ねてください。
授業のねらい
化学工学の基礎の再認識にくわえて,微粒子工学やナノテクノロジーを用いた機能性材料創成法を理解するとともに,統計的なデータ処理法,化学英語の基礎を修得する。 
到達度目標
下記の事項の概念を理解し,応用できる力を身につける。 
1)化学工学の基礎概念の再確認
2)粒子径分布の概念  
3)誤差解析と統計的応用
4)微粒子の機能化技術と評価法
5)データベースや電子ジャーナルを用いた文献検索と紹介。

授業計画
第1週〜第4週
1) 単位と次元
2) 気体の状態方程式 
3) 蒸気の取り扱い
4) 物質収支
第5週〜第7週
5) 微粒子のサイズ・形状を例として,その分布表現について理解する。  
第8週〜第10週
6) 実験データの処理法,誤差の取り扱いについて統計的手法を用いた理解を深める。 
第11,12週 
7)機能性微粒子の製造方法とその評価。
第13〜15週
8)データベースによる検索や電子ジャーナルの利用法を学び,微粒子工学に関する英文の新しい文献を紹介し,理解する。
教科書及び教材
1)奥山喜久夫、増田弘昭、諸岡成治 「微粒子工学」オーム社 [附属図書館蔵]   
2) John R. Taylor 著,林・馬場 訳 「計測における誤差解析入門」 東京化学同人 [附属図書館蔵]   
3) William C. Hinds“Aerosol Technology 2nd Ed.”John Willey & Son Co. Ltd.[附属図書館蔵]  
参考書
1)浅野康一著「新訂版 化学プロセス計算」共立出版
成績評価方法
授業での発表内容(40%),レポート(30%),小テスト(30%)により評価する。
履修上の注意
出席が授業実施回数の2/3に満たない場合は、履修資格を失うので注意すること。
教員からのメッセージ
大学院で学びたいこと,学ぶべきことは何か?真剣に考えてみましょう。
学習・教育目標との対応
応用化学専攻の学習・教育目標との対応については,授業開始時に説明する。
関連科目
化学工学特論,拡散工学特論,応用計測論
その他