開講年度
2006
教育課程名
博士前期課程 専攻別科目
授業科目番号
1
授業科目名
データ解析法
開講曜日と時限
教室番号
開講学期
後期
単位数
2単位
対象学科・学年
材料物性工学専攻1年
必修・選択の別
選択
授業方法
講義および演習
担当教員
澤口 直哉 (SAWAGUCHI, Naoya)、清水 一道 (SHIMIZU, Kazumichi) 
(材料物性工学科・材料工学講座)
教員室番号
Y607(澤口), K613(清水)
連絡先(Tel)
0143-46-5673(澤口)
0143-46-5651(清水)
連絡先(E-Mail)
nasawa@mmm.muroran-it.ac.jp
shimizu@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
月曜日 13:30-16:00(澤口)
火曜日 15:00-18:00 (清水)
授業のねらい
実験等により得られたデータは誤差を含むため,データの特徴や傾向を適切に把握するためには統計学に基づいたデータ解析が不可欠となる。本講義では,統計学と確率論の基本事項について概説した後に,統計データの性質を表現する方法について述べる。次に,材料や製品の品質管理の問題で有用である統計的な推定と検定,データと因子の相互関係を分析・表現する相関分析と回帰分析について講義する。
到達度目標
(1)統計データの性質を定量的に表現できるようになる。
(2)標本(統計データ)から母集団の性質を推定できるようになる。
(3)2組の統計データ間の有意差を検定できるようになる。
(4)相関係数を計算し,データと変量との相互関係を評価できるようになる。
(5)最小2乗法に基づき,データの回帰曲線を求めることができるようになる
授業計画
 1週目 授業の概要
 2週目 統計の基礎 代表値について
 3週目 統計の基礎 誤差について
 4週目    〃
 5週目 統計の基礎 確率密度関数と確率分布関数
 6週目    〃
 7週目 標本分布
 8週目 推定
 9週目  〃
10週目 検定、レポート課題提示予定
11週目 検定(続き)
12週目 最小2乗法
13週目  〃
14週目 データ解析にまつわるその他の事項
15週目 討論
教科書及び教材
プリントを配布。
参考書
吉澤康和著「新しい誤差論 実験データ解析法」共立出版 定価(4500円+税) (図書館に2冊所蔵あり)
涌井良幸・涌井貞美著:「Excelで学ぶ統計解析」ナツメ社 定価(2625円)(図書館に所蔵なし)
成績評価方法
成績はレポートの評価で行い、100点満点の60点以上を合格とする。
履修上の注意
適宜演習問題を課すので、各自がPCを用いて解くこと。
講義には(関数)電卓を持参すること。
教員からのメッセージ
講義内容を活かして、各自の研究においてデータを如何に扱うべきかを再考する契機として欲しい。
学習・教育目標との対応
関連科目
その他