開講年度 |
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教育課程名 |
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授業科目番号 |
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授業科目名 |
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開講曜日と時限 |
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教室番号 |
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開講学期 |
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単位数 |
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対象学科・学年 |
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必修・選択の別 |
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授業方法 |
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担当教員 |
田澤 皓(TAZAWA, Hiroshi)(電気電子工学科・通信・先進計測講座) |
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教員室番号 |
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連絡先(Tel) |
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連絡先(E-Mail) |
tazawa@mmm.muroran-it.ac.jp |
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オフィスアワー |
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授業のねらい |
生体の多様な生理機能は電子計測によって明らかにされる。生理機能は、多くの場合合目的性を持っている。生理機能や生体現象を疑問を持って見ると、その合目的性からある程度の解答が推察できる。生理機能計測においては、研究対象に疑問を持ち、合目的性に基づいて解答を推察、仮説を立て、計測によって立証する。まず、例として鳥類胚の生理機能(心拍リズム)計測研究を理解してから、心臓の機能とそれに関連する心電図形成について疑問を持って解答を推察しながら、心機能と心電図、鳥類胚の心拍リズムの理解を通して電子計測研究の素養を得る。 |
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到達度目標 |
生体の生理機能は多様であるが、その中で心臓の機能とそれに関連する心電図の形成を知り、自分達の心電図を計測し、心機能と心電図について理解する。 |
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授業計画 |
第 1週:概要説明 第 2週:生体計測実験モデルとしての鳥類胚と雛の心拍リズム(1) 第 3週:生体計測実験モデルとしての鳥類胚と雛の心拍リズム(2) 第 4週:生体計測実験モデルとしての鳥類胚と雛の心拍リズム(3) 第 5週:血液循環、心臓の構造、心筋 第 6週:心筋細胞の静止電位と活動電位 第 7週:心筋の不応期、自動性 第 8週:刺激伝導系 第 9週:心臓内興奮伝播、容積導体内における興奮伝播の記録 第10週:心電図の導出 第11週:心電図波形の成立機序 第12週:心電図測定(1) 第13週:心電図測定(2) 第14週:波形読解 第15週:まとめ
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教科書及び教材 |
授業のために作成した英、和文の資料及びスライド 資料1:「心機能と心電図」 資料2:心電計操作マニュアル |
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参考書 |
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成績評価方法 |
授業中に出すquizに対する解答と授業中に行う意見交換における積極的発言等を7対3の割合で評価する。 |
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履修上の注意 |
80%以上の出席が必要。授業の内容に関連したquiz(プリント)を4回は出すので、全てに解答すること。心電図をお互いに測定しあうので、自分の心電図は必ず記録すること。 |
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教員からのメッセージ |
電子応用計測として、鳥類卵(胚)と雛の生理機能を計測し、その発達を研究している。その一部をヒトの心機能と心電図形成の解説とともに紹介するので、電子応用計測研究の一端を理解して欲しい。あわせて自分の心電図波形の持つ情報を理解すること。 |
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学習・教育目標との対応 |
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関連科目 |
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その他 |
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