開講年度
2006
教育課程名
博士前期課程 専攻別科目
授業科目番号
1
授業科目名
電気回路特論
開講曜日と時限
水曜日 2〜4時限(09:30〜11:55)
教室番号
C309
開講学期
前期
単位数
1(1)単位
対象学科・学年
電気電子工学専攻1年
必修・選択の別
選択
授業方法
講義及び演習
担当教員
伊藤秀範(ITOH Hidenori) 青柳 学(AOYAGI Manabu)
(電気電子学科 電気エネルギー・エレクトロニクス講座)
教員室番号
伊藤:F309-2, 青柳:E305-1
連絡先(Tel)
伊藤:0143-46-5503,青柳:0143-46-5504
連絡先(E-Mail)
伊藤: itoh@mmm.muroran-it.ac.jp, 青柳: maoyagi@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
伊藤 月曜日 17:30〜18:30、木曜日 17:30〜18:30
青柳 火曜日 12:00〜13:30、16:00〜17:00
授業のねらい
電気回路理論の総合的および実用的な理解を図るべく、現実的な解析、設計方法を修得する。
到達度目標
1. 電気回路の基礎知識を複合的に結びつけることができる。
2. 現実の電気電子回路内で生じる現象を複合的に考察、解析できる。
3. 現実的な電気回路を設計できる。
4. 電気回路論を用いて他の物理現象を考察できる。

授業計画 p;
1. 電気回路復習(3週)
  シラバス説明、グラフ理論、回路方程式、過渡現象(集中定数回路)、各演習問題
2. 分布定数線路(4週)
  基本方程式から縦続接続、過渡現象まで、演習問題
3. 回路設計(4週)
  フィルタの設計、高周波回路、通信・測定への応用、各演習問題
4. 回路解析(4週)
  回路シミュレーション、回路類推、各演習問題

教科書及び教材
1)小亀 英巳、 石亀 篤司 著 「基礎からの交流理論」 電気学会 3100円
その他、必要に応じてプリントを配布する。
参考書
学部教育課程で用いた教科書、参考書
例えば、
1. 平山 博、 大附辰夫 著「電気回路論」 電気学会 オーム社
2. 菅 博、堀井仙松 著 「図説 電気回路要論」 産業図書
3. エドミニスター著 ; 村崎憲雄 他 訳 マグロウヒル大学演習シリーズ「電気回路」マグロウヒルブック好学社 2100円など。

成績評価方法
レポート(40点満点),期末試験(60点満点)で,合計 60 点以上を合格とする。
再試験は実施しない。正当な理由が無く、4回以上欠席した者は成績評価の対象としない。
履修上の注意
1. 学部教育課程の電気回路を復習しておくこと。電卓を用意すること。授業中の質問は大歓迎。オフイスアワーなどでの質問も適宜受け付ける。
2. 授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。
3. 再試験は行わない。
4. 不合格者は再履修すること。

教員からのメッセージ
電気回路論は最も良く体系化された学問です。
実際にはアナログ・デジタル電子回路、エネルギー変換回路などと共に扱われるため、総合的な回路技術を身に着けることを心がけて下さい。
学習・教育目標との対応
この授業の単位修得は、専攻の学習・教育目標の、「電気電子基礎技術のバランスのとれた体系的修得」、に対応している。
関連科目
この科目の履修にあたっては、本学電気電子工学科電気回路関連科目および3学年開講の電磁波工学を履修しておくことが望ましい。
その他