開講年度
2006
教育課程名
博士前期課程 専攻別科目
授業科目番号
2
授業科目名
計算機アーキテクチャ
開講曜日と時限
金曜日 5〜6時限(12:55〜14:25)
教室番号
V102
開講学期
前期
単位数
2単位
対象学科・学年
情報工学専攻2年
必修・選択の別
選択
授業方法
講義及び演習を中心に授業を進めるが,一方的に講義する形式をとらず,受講者に対し調査課題を適宜与え,その調査結果を発表させ,討論形式で授業を進めることがある。
担当教員
杉岡一郎(SUGIOKA,Ichiro)(情報工学専攻・計算機システム学講座(Computer Systemics 講座))
教員室番号
V-603
連絡先(Tel)
0143-46-5412
連絡先(E-Mail)
sugioka@csse.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
火曜日 16:00-17:00
授業のねらい
情報工学あるいは情報システムのベースになっているコンピュータの設計思想について学ぶ.現在の計算機アーキテクチャについて,その発達経緯と技術を学び,それを基にして新しい計算機アーキテクチャ技術について考える.
到達度目標
1.計算機アーキテクチャの概念を理解する.
2.計算機アーキテクチャ設計におけるソフトウェアとハードウェアのトレードオフについて理解する.
3.オペレーティングシステムとアーキテクチャとの関連について理解する.
4.新しい計算機アーキテクチャについて理解する.
授業計画
1週目 計算機アーキテクチャの概念 
2週目 基本アーキテクチャ 
3週目 CPUアーキテクチャ 
4週目 制御アーキテクチャ 
5週目 演算アーキテクチャ 
6週目 メモリアーキテクチャ 
7週目 入出力アーキテクチャ 
8週目 通信アーキテクチャ 
9週目 計算機システムの構成技術 
10週目 計算機システムの性能評価 
11週目 新しい計算機アーキテクチャ 
12週目 並列分散システム構築演習(1)
13週目 並列分散システム構築演習(2)
14週目 並列分散システムによる計算処理演習(1)
15週目 並列分散システムによる計算処理演習(2)
教科書及び教材
授業に必要な資料は,適宜プリントを配布する.
参考書
村岡洋一 著:「コンピュータ・アーキテクチャ」,近代科学社 
板野肯三 著:「アーキテクチャとハードウェア」,近代科学社 
北野宏明,他 訳:「PCクラスタ構築法」,産業図書
M.C.Yobits:「Advances in COMPUTERS,Vol.37」,ACADEMIC PRESS 
成績評価方法
レポート,課題の調査内容及び討論における発言状況などを総合して評価する.
60点以上を合格とする.
履修上の注意
学部において,「計算機システム」及び「オペレーティングシステム」などの科目を履修し,単位を取得していること.
教員からのメッセージ
与えられた課題について,表面的ではなく、広く・深く調査し,調査結果を資料にまとめ,発表に臨んでほしい.
学習・教育目標との対応
関連科目
その他