開講年度
2006
教育課程名
博士前期課程 専攻別科目
授業科目番号
7
授業科目名
生体生命情報学特論
開講曜日と時限
水曜日 3〜4時限(10:25〜11:55)
教室番号
V102
開講学期
前期
単位数
2単位
対象学科・学年
情報工学専攻1年
必修・選択の別
選択
授業方法
講義
担当教員
長島知正(NAGASHIMA Tomomasa)(情報工学科・ヒューマン情報学講座)(1)
魚住 超(UOZUMI Takashi)(情報工学科・ヒューマン情報学講座)(2)
教員室番号
(1)V608
(2)V615
連絡先(Tel)
(1)0143−46−5433
(2)0143−46−5434
連絡先(E-Mail)
nagasima@csse.muroran-it.ac.jp
uozumi@csse.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
木曜日 11:00−12:00
授業のねらい
この授業では、生体生命情報学としてミクロな情報の「バイオインフォマテクス」とマクロな情報としての生体情報(音声、指紋、顔画像、心電、など)の基礎と応用について学ぶ。特に、遺伝情報解析や音声・指紋などの個人識別のための技法とセキュリティの関係についても学ぶ。
到達度目標
1. 生体生命情報処理に関する基本的理解を深める。
2. バイオインフォマティックスの情報処理技術の理解を深める。
3. 生体からアフォードされている情報の処理と個人識別に関して理解を深める。
授業計画
(生体情報学:魚住担当)
第1週 生体生命情報学基礎
第2週 生体情報学1:個人識別システムの構築の基礎
第3週 生体情報学2:顔画像処理とマッチング
第4週 生体情報学3:ファジィ・モーメントと画像照合アルゴリズム
第5週 生体情報学4:回転とサイズに不変な照合
第6週 生体情報学5:指紋の分類と照合、声紋による照合
第7週 生体情報学6:知識ベースと推論エンジン
第8週 生体情報学7:
(バイオインフォマティクス:長島担当)
第9週 生命系の代表的情報処理
第10週 ゲノム情報
第11週 DNAシーケンスと遺伝子発現
第12週 インターネットとデータベース
第13週 データマイニング技術(1)
第14週 データマイニング技術(2)
第15週 データマイニング技術(3)
教科書及び教材
A. Konar, Artificial Intelligence and Soft Computing, CRC(1999)

I.S.Kohane et al.,Microarrays for an Integrative Genomics
MIT Press(2003) 
参考書
K.Cios et.al., Data Mining  Methods for Knowledge Discovery
               Kluwer Academic Publishers
成績評価方法
2人の担当者が課題として与えたレポートの結果により総合的に評価する(提出レポートは2通、各50点)。
履修上の注意
不合格者は再履修すること。
教員からのメッセージ
学習・教育目標との対応
この授業科目は情報工学専攻の学習・教育目標のすべての項目に対応している。
関連科目
感性情報学特論および同演習
その他