開講年度
2006
教育課程名
博士前期課程 専攻別科目
授業科目番号
17
授業科目名
施設設計学特論
開講曜日と時限
教室番号
開講学期
後期
単位数
2単位
対象学科・学年
建設システム工学専攻1年
必修・選択の別
選択
授業方法
ゼミ・演習形式
担当教員
山田深(建設システム工学科・生活空間工学講座)
教員室番号
Y603
連絡先(Tel)
0143-46-5260
連絡先(E-Mail)
shinyam@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
授業のねらい
自らの居住空間において、現在必要と思われる家具をデザインし、実際に作品として制作する。
家具をデザイン・制作することには、建築のデザインプロセスへと通じる様々な事柄が凝縮されている。空間性・機能性やスケールのみならず、既製品や予算に対する理解や、施工方法・納まり等をも含めてトータルにデザインすることが必要であり、さらにそれらを的確に図面化することも求められるだろう。
この授業では、家具のデザインを通して、建築の複合的なデザイン過程の一端に触れると同時に、実際に制作することで自らのデザインを検証することとする。
到達度目標
・建築デザインの複合的なプロセスへの理解を深める。
・具体的な「もの」の成り立ち方への理解を深める。
・空間的スケールの理解を深める。
・具体的な素材への理解を深める。
・施工方法・納まり等を考慮した上での図面作成方法を理解する。
授業計画
01:自らの居住空間において望ましい家具の提案。
   居住空間内でのその機能、スケール等のスケッチ。デザインの検討。
02:家具の具体的な成り立ち方の理解。部材の構成と納まり等。
03:既製品(材料、金物、塗料等)の理解と利用の仕方。カタログの請求と読み方。
04:予算と概算見積り。
05:構造、耐久性、安全性など。
06:施工方法・手順と納まり。
07:素材、色、スケール、仕上げ等の検討。
08:図面化。施工図、詳細図。
09:見積り
10:試作と全体的な再検討。
11: 〃
12:制作
13: 〃
14: 〃
15:講評
教科書及び教材
特に指定しないが、必要に応じて授業の中で参考となるものを取り上げる。
参考書
成績評価方法
発表内容および授業への参加度合、および提出作品によって評価する。
履修上の注意
教員からのメッセージ
学習・教育目標との対応
関連科目
その他