開講年度
2006
教育課程名
博士前期課程 専攻別科目
授業科目番号
16
授業科目名
建築計画学特論
開講曜日と時限
水曜日 7〜8時限(14:35〜16:05)
教室番号
Y502
開講学期
前期
単位数
2単位
対象学科・学年
建設システム工学専攻1年
必修・選択の別
選択
授業方法
講義および演習
担当教員
真境名達哉(建設システム工学科専攻・居住空間工学講座)
教員室番号
Y604
連絡先(Tel)
0143-46-5257(教員室)
連絡先(E-Mail)
majikina@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
月・火曜日(12:30-13:00)
授業のねらい
建築計画学の可能性を広げる−そのような有効な知見を得るには、根本的にデザインを見直す作業が必要である。ここでは大学院の前期課程にあったデザイン教育を行うものである。
到達度目標
1.造形力の向上
2.施工性を通じた素材(鉄)の理解向上
3.経済視点を含めたデザイン力の向上
4.製品販売などによる経営感覚の習得
授業計画
室蘭が生産する特徴的な素材である鉄を用いたプロダクト・クラフト製品の作成とチャレンジショップによる販売を行い、デザインの造形性に止まらず、施工の合理性、材料の経済性、そして製品販売に関わる経営的に視点に立ったデザイン力の獲得を目的とする。

1.授業の概要説明
2.実習工場にて使用器具の解説
3.小課題(爪楊枝立て、アイスクリーム・スプーン立て)
4.エスキース
5.エスキース
6.発表・講評
7.課題(プロダクト・クラフト製品:自由課題)
8.エスキース
9.エスキース
10.中間発表
11.講義(店舗管理、および製品管理)
12.エスキース
13.発表・講評
14.出品および販売
15.出品および販売

*14、15については、チャレンジショップ出店先との関連もあるため、日程調整の上、お知らせします。
*企画・開発・制作はグループで行ってもよい
教科書及び教材
授業に際し、必要な文献などはその都度紹介します。
参考書
成績評価方法
合格点は60点以上。
デザインの造形性40点、施工の合理性、材料の経済性、製品販売に関わる経営力を併せて60点として成績をつける。
履修上の注意
本学の実習工場などでの作業がある。作業着の用意はもちろんのこと、溶接を行う者は防護眼鏡などの準備をお忘れなく(注意事項はその都度お知らせします)。
教員からのメッセージ
実践と結びついた授業です。材料の調達では、各種の会社とのやり取りが必要となるほか、チャレンジショップでは街の人々との関わりも生じるはずです。プロダクト・クラフト製品であるが、デザイン行為における社会とのつながりを感じて欲しい。
学習・教育目標との対応
関連科目
学部教育での建築設計I〜Vと関係がある。
その他、学部で受けた建築構造学などとの関連もある。
その他