開講年度 | 2006 |
教育課程名 | 昼間コース 副専門教育課程 コース別科目 |
授業科目番号 | 75 |
授業科目名 | 認知科学演習 |
開講曜日と時限 | - |
教室番号 | - |
開講学期 | 前期 |
単位数 | 2 単位 |
対象学科・学年 | 全学科3年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 演習 |
担当教員 |
片山順一(北海道大学教育学部助教授)
窓口:前田 潤(共通講座 助教授) |
教員室番号 | Y207(前田 潤研究室:総合研究棟2F) |
連絡先(Tel) | 0143-46-5823 |
連絡先(E-Mail) | maedaj@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 特に定めない |
授業のねらい |
認知科学の種々のトピックについて理解を深める。
また、演習科目であるので発表や意見、質問を積極的に行うこともねらいの一つとしている。 |
到達度目標 | 受講者が指定されたテキストの中から興味を持つトピックについて発表し、それに基づく議論を全体で行うことを通じて、認知科学についての総合的理解を深める。 |
授業計画 | 集中講義であるので、開講前にテキストを指定し、開講日までに読んでもらい、初日に発表箇所を話し合いによって決め、それに従って漸次発表を行ってもらう。ゼミ方式であり、参加者の積極的な討議によって進められる。 |
教科書及び教材 |
開講前に掲示板にて指定する。
ちなみにこれまで扱ったテキストは 「脳を観る」日経サイエンス社 「「わかる」とはどういうことか:認識の脳科学」 ちくま新書339 などです。 |
参考書 | 本学図書館には多数の認知科学関連図書が所蔵されているので、テキストに並行して探索されたい。 |
成績評価方法 | レポート(7割)、発表内容や積極的な討議討論を行ったか等の受講態度(3割)も評価対象とし、100点満点中60点を合格とする。。 |
履修上の注意 |
基本的には全出席を求めます。
演習なのでプレゼン能力、討議の方法を高めるつもりで参加し、消極的、受動的参加に留まることがないようにして下さい。また、予め提示したテキストは必ず入手し、事前に読了するだけでなく疑問点や意見をまとめておいて下さい。なお不合格者は再履修とする。 |
教員からのメッセージ | 本講義では、認知科学に関わる知識の習得だけでなく、現在得られている知識や知見を問い、検証するための方法を立案することを重要視します。既成の概念に囚われず、自由な発想を遺憾なく発揮してもらいたい。 |
学習・教育目標との対応 |
科学技術の創始者ではあるが、受益者でもある人間の特性を、認知科学という立場から検討することで、総合的かつ多角的視点を習得することに対応している。また、演習により、疑問点や意見を端的に整理して述べ、他者との議論や協力しながら目標を達成するためのコミュニケーション能力を高めることに通じる。
<JABEEの学習・教育目標との関連> 日本語による論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力および国際的に通用するコミュニケーション基礎能力 |
関連科目 | 現代心理学/認知科学論/認知科学の諸問題/異常心理学/教育心理学 |
その他 |