開講年度 | 2006 |
教育課程名 | 昼間コース 副専門教育課程 コース別科目 |
授業科目番号 | 69 |
授業科目名 | 文学演習 |
開講曜日と時限 | 木曜日1〜2時限(8:45〜10:15) |
教室番号 | N302 |
開講学期 | 後期 |
単位数 | (2)単位 |
対象学科・学年 | 全学科2年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 演習 |
担当教員 | 佐々木 寛(SASAKI,Hiroshi)(共通講座非常勤講師) |
教員室番号 | N105(N棟1F非常勤講師控室) |
連絡先(Tel) | 0143-81-2011(自宅) |
連絡先(E-Mail) | hiroshisasaki@hotmail.com |
オフィスアワー | 非常勤なので、講師控室に滞在する。上記授業の前後10分間ぐらいずつが学生に対応できる時間帯となる。 |
授業のねらい | 少人数のゼミ形式で、森鴎外作『舞姫』の、問題作としての多面的な解読を行っていきたい。前半は各回の担当を決め、作品の読みと現代語訳、注釈を基本作業とする。作品読了後、後半は、いくつかのテーマを提案し、その報告発表をしてもらう。 |
到達度目標 | 文学作品の精密な読解、鑑賞の方法を身につける。 |
授業計画 |
1週目:各回の読解担当の決定、森鴎外略歴
2週目:『舞姫』読解1 3週目:『舞姫』読解2 4週目:『舞姫』読解3 5週目:『舞姫』読解4 6週目:『舞姫』読解5 7週目:『舞姫』読解6 8週目:『舞姫』読解7 9週目:『舞姫』読解8 10週目:『舞姫』読解9、テーマ・報告担当の選定 11週目:報告発表1 12週目:報告発表2 13週目:報告発表3 14週目:報告発表4 15週目:報告発表5、授業補遺 |
教科書及び教材 |
嘉部嘉隆・檀原みすず編『森鴎外集 独逸三部作』(和泉書院)
(定価1800円+税) その他の必要な資料は適宜プリントとして配布する。 |
参考書 | テキストに注釈や参考文献・資料などが既に収録されているが、著名な作品なので、参考書は他にも多数あり、そのうちの何種類かは図書館にも所蔵されているはずである。また、鴎外の入門書で、作家の全体像をある程度把握しておくことも重要である。 |
成績評価方法 | 担当の報告発表における内容の密度・水準(60%)、各回の討論における発言の頻度および内容(30%)、他人の発言を聞くことにおける集中度(10%)、これらを勘案して評価したい。 100点満点中60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 |
不合格者は原則として再履修になる。
工業系の学生に「文学演習」で過大な負荷はかけないつもりであるし、前もって担当範囲や課題は決めていくので、必要な誠意と責任は最低限、持って対応してほしい。 |
教員からのメッセージ | 近年、受講者が増え、「演習」形式が不可能でやむを得ず「講義」形式で授業を運用することが続いている。できたら多くても20人以内ぐらいでとどめておきたいものである。万一、講義形式で運用することになっても、受講者にはできるだけの授業参加を期待する。 |
学習・教育目標との対応 |
「JABEE(a):地球的視点から多面的に物事を考える能力」に対応する。
|
関連科目 |
日本文学
人間と文学 |
その他 |