開講年度 |
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教育課程名 |
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授業科目番号 |
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授業科目名 |
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開講曜日と時限 |
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教室番号 |
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開講学期 |
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単位数 |
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対象学科・学年 |
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必修・選択の別 |
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授業方法 |
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担当教員 |
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教員室番号 |
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連絡先(Tel) |
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連絡先(E-Mail) |
maedaj@mmm.muroran-it.ac.jp |
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オフィスアワー |
月曜 12:00−13:00 水曜 13:00−14:00 |
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授業のねらい |
この講義では、主に心理学実験を行う。 心理学の学問的発展は、主観や先入観に基づく思弁から脱する過程にあるということが出来る。古典的な心理学実験を追試しながら、人間の能力、身体と精神の関係、人間関係について定性的、定量的に把握することを、手法を吟味することを含めて検討することをねらいとする。 |
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到達度目標 |
古典的心理学実験の背景にある問題意識、実験手続き、得られたデータを検討するための手法と考え方を検証することを通じて、人間の特性をデータに基づいて考える態度を培うことが目標です。その際、実験対象が物理的対象ではないことが、データの抽出にどのように影響しているかを考慮できる力を身につけることが重要である。 |
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授業計画 |
(1) オリエンテーション(合同) (2) グループ分け(ソシオメトリー体験) (3) 視知覚の特性 (4) 心理学実験I(触2点域) (5) 心理学実験II(重量弁別) (6) 心理学実験III(錯視) (7) 心理学実験IV(ストループ) (8) 心理学実験V(学習転移) データ整理 (9) 心理学実験VI(人格検査) (10) 心理学実験VII(記憶) (11) 心理学実験VIII(身体と運動知覚) データ整理 (12) まとめ |
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教科書及び教材 |
心理学実験の器具、手続きや方法、結果の整理に関わるプリントはその都度用意して配布する。 |
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参考書 |
本学図書館に、本講義で行う心理学実験に関わる書籍が豊富に取り揃えられているので、レポートの作成に際して参照されたい。 |
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成績評価方法 |
成績は毎回の小レポート2割、実験レポート8割として算定し、100点満点中60点を合格とする。 |
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履修上の注意 |
本講義で行う心理学実験は、グループ形式で行うため、一人でも欠席すると実験に支障を来すことになる。それゆえ、やむを得ない事情以外は欠席せず、実験に参加することが重要である。履修学生は、欠席をしない、やむを得ず欠席をする場合はグループメンバーにその旨を伝える配慮を求める。不合格者は再実験かつ再レポート提出を課す。 |
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教員からのメッセージ |
心理学実験はそれ自体、面白みのある実験内容となっているが、レポートを全部で10回課すことになる。労力も大きいので提出期限を守り、レポートを溜めないよう心して履修してもらいたい。 |
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学習・教育目標との対応 |
本講義の心理学実験は、科学技術の基礎となる自然科学的手法を人間事象に応用したときに得られる成果を検証し、人文科学的視点を学習することを主眼としている。これは人間性と多角的視点を育むことに通じ、知識の活用と問題解決能力の向上に対応している |
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関連科目 |
本講義は、現代心理学、認知科学論、認知科学演習、認知科学の諸問題、異常心理学の基礎となる科目である。 |
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その他 |
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