開講年度
2006
教育課程名
昼間コース 副専門教育課程 コース別科目
授業科目番号
63
授業科目名
人間科学プレゼミ
開講曜日と時限
水曜日 9〜10時限(16:15〜17:45)
教室番号
A306
開講学期
前期
単位数
(2)単位
対象学科・学年
全学科2年
必修・選択の別
必修
授業方法
演習
担当教員
瀬戸 正昭(SETO,Masaaki)(共通講座非常勤講師) 
越智 道子(OCHI,Michiko)(共通講座非常勤講師)
教員室番号
N355(N棟3F非常勤講師控室)
連絡先(Tel)
窓口担当:二宮 0143-46-5822
連絡先(E-Mail)
瀬戸   a-agri23@abelia.ocn.ne.jp
越智    m-0chi@galaxy.ocn.ne.jp (m-0chiの0はゼロ)
オフィスアワー
二宮(窓口)のオフィスアワー:金曜9−10時限
授業のねらい
 小説や詩を実際に創ってみることを体験する。 
 室蘭市内ないし道内の同人誌等で活躍中の創作家・詩作家を講師として招き、その指導やアドバイスを受ける。
到達度目標
 科学技術の発展を促しているのは、結局のところ「詩」的なものであることを、理解してほしい。宇宙観も、ロボットも、昔の人が空想できたから実現したのです。(瀬戸記)
 創作は、無から未知なるものを導き出す行為です。日常、科学的思考が優先される機会の多い学生諸君に、「心」や「感性」の存在を再認識してもらい、そのことが専門分野にも反映していくことを期待したい。(越智記)
授業計画
 初回のガイダンス時に、希望によって本クラスへの帰属を決める。
 以降、小説創作を越智が20時間、詩創作を瀬戸が10時間、各々担当する。ほぼ3回の授業のうち2回が小説・1回が詩のペースで進む予定。
 学生諸君は、小説と詩の両方を学ぶが、最終的な作品は、いずれか一方を提出しても両方を提出してもよい。
教科書及び教材
 担当講師がプリントをその都度作成し使用する。受講生は購入の必要なし。
参考書
 瀬戸正昭『野菜小詩集』。詩の技法のカタログのような本です。最初の授業のときに手渡します。(瀬戸記)
 特に購入の必要はないが、履修に先立ち、詩や文学作品に触れ、創作のための心の準備をしてほしい。(越智記)
成績評価方法
 折々に練習作品を提出してもらい、学期末に最終的な作品を提出してもらう。 作品としての優劣よりも、制作しようとする努力に重点をおいた評価により単位を与える。100点満点の60点以上が合格。制作努力の特に顕著なひと、また優秀な作品を欠稿なく提出したひとには、「優」を与えることにしている。
履修上の注意
 成績が「不可」だったひとは、再履修。
 履修のための条件は特になし。文学を創作してみたいという人は受講されたらよい。
教員からのメッセージ
 大局的に、「詩と科学」の問題、あるいは宗教の話などもします。できる限りわかりやすい話をしますので、興味ある人は気楽に参加してください。参考書は随時あげますので、本をたくさん読んでくれればと思います。(瀬戸記)
 「読む」ことを通して「創作とは何か」「何を書くべきか」「どう書けばよいのか」など、創作のイメージをつかんでもらいながら、徐々に創作へと移行する。提出は最低一作品(原稿用紙三〜十枚程度。上限はなし)。創作は答えのない問いです。答えは自分の中だけにある。眠っているかもしれない才能と、出会ってみませんか? (越智記)
学習・教育目標との対応
JABEE基準1(1)「(a):地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養」および「(f)前半:日本語による論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力」に対応。
関連科目
その他