開講年度
2006
教育課程名
昼間コース 副専門教育課程 コース別科目
授業科目番号
14
授業科目名
環境生物学
開講曜日と時限
木曜日 7〜8時限(14:35〜16:05)
教室番号
A304
開講学期
前期
単位数
2 単位
対象学科・学年
全学科2年
必修・選択の別
選択
授業方法
講義
担当教員
本村泰三
教員室番号
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター室蘭臨海実験所
連絡先(Tel)
0143-22-2846
連絡先(E-Mail)
motomura@bio.sci.hokudai.ac.jp
オフィスアワー
授業のねらい
地球温暖化、CO2濃度増加、オゾンホールなど環境問題は人類が現在直面している解決すべき極めて困難な課題です。生命は地球誕生後、数十億年にわたって様々な環境に適応し多様な進化を遂げてきました。今日の環境問題を考える時、生命の進化、構造、そして機能について基礎科学的な観点から学ぶことは必須であることを理解してもらいます。
到達度目標
1. 生命進化と地球環境変化の関連について理解する。
2. 細胞・生物についての基礎的知識を習得する。
授業計画
以下の項目について講義を行います(順不動)。
 1.細胞とは何か?
 2.細胞進化と地球環境
 3.生物の多様性と進化
 4.海と海洋
 5.物質循環
教科書及び教材
毎回、プリントを教材として配布する。
参考書
地球生物学—地球と生命の進化— 池谷仙之・北里洋 東京大学出版会
生命と地球の共進化 川上紳一 NHKブックス
Essential細胞生物学 Bruce Alberts他、南江堂
成績評価方法
中間テスト30%、期末テスト70%で評価します。100点満点換算で60点以上を合格とする。再試験は必要と思われる時には実施します。
履修上の注意
不合格者は再履修すること。
教員からのメッセージ
工学を学ぶ学生諸君にとって今日的な環境問題を常に考慮していることは大切なことです。環境問題は様々な要因が複雑に絡まっていますが、地史的観点から見れば生物進化が大気環境を含めて大きく関与し、それがフィードバックして生物進化に大きな影響を及ぼしました。ですから、生物学の基礎的理解は地球環境を考える上で必須です。
学習・教育目標との対応
JABEE(a):「地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養」に対応
関連科目
その他