開講年度
2006
教育課程名
昼間コース 副専門教育課程 コース別科目
授業科目番号
13
授業科目名
生命環境科学プレゼミ
開講曜日と時限
水曜日 5〜6時限(12:55〜14:25)
教室番号
C207
開講学期
前期
単位数
(2)単位
対象学科・学年
全学科2年
必修・選択の別
必修
授業方法
講義と実習。
実習を中心にして、内容理解のための講義を行う。
担当教員
岩佐達郎
教員室番号
Y507
連絡先(Tel)
(内)5661
連絡先(E-Mail)
iwasat@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
毎週・月曜日9時〜10時30分
授業のねらい
・分子生物学の基礎を実習を通して理解する。
・講義で学んだ内容を自分で実際に手を動かしてやってみることで、知識を理解することと、実際に体験することの違いを知る。
到達度目標
・分子生物学の入門的知識を知る。
 例(DNA,ゲノムDNA、プラスミドDNAを説明できる)
・遺伝子工学の基礎的手法を体験する。
 (プラスミド精製、ゲノムDNA精製、ゲル電気泳動等)
・実験結果について考察し、それを説明できるようにする。
授業計画
・講義、実習、発表を組み合わせた授業を行う。
・各テーマについて3−5コマを要する。
・以下の内容を計画しているが、授業の進展度合い、受講生の理解度に応じて調節する。

1.DNA分子:ゲノムDNAとプラスミドDNA
2.遺伝子DNAの「はさみ」:制限酵素
3.DNAの増幅:PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)
4.タンパク質:タンパク質フィンガープリント
教科書及び教材
プリントを配布する。
参考書
・分子生物学、遺伝子工学に関する基礎的教科書:図書館に数多く常備されている。
・高校で生物を履修していない学生には、高校生物IIの教科書にある「遺伝情報とその発現」「タンパク質」等の項目が参考になる。
成績評価方法
・講義内容の理解、実習内容の理解について各項目毎に小テストを行う。
・実習への参加態度を評価する。
・各項目毎の実習結果についての発表を評価する。
・以上の三項目による評価を各々40,30,30%で評価する。
・100点満点換算で60点以上を合格とする。
履修上の注意
・生物学に興味、関心のある人が望ましい。
・実験、実習が好きで、主体的に参加できる事。
・1年次の基礎生物学を履修した学生は歓迎される。
・不合格者は再履修とする。
教員からのメッセージ
・主体的に学ぼうとする意欲のある人を期待します。
学習・教育目標との対応
JABE(a)地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養、に対応する。
関連科目
・2年次前期開講「環境生物学」
その他