開講年度 | 2006 |
教育課程名 | 昼間コース 副専門教育課程 コース別科目 |
授業科目番号 | 2 |
授業科目名 | 数理科学プレゼミ |
開講曜日と時限 | 水曜日 7〜8時限(14:35〜16:05) |
教室番号 | N209 |
開講学期 | 前期 |
単位数 | (2)単位 |
対象学科・学年 | 全学科2年 |
必修・選択の別 | 必修 |
授業方法 |
講義
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担当教員 |
桂田英典
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教員室番号 | N461 |
連絡先(Tel) | 46−5804 |
連絡先(E-Mail) |
hidenori@mmm.muroran-it.ac.jp
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オフィスアワー |
月曜 3時から5時
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授業のねらい | 数理科学コースを履修していくための準備をゼミナール形式で行う。数学の理論は、他の人にわかりやすく説明できて、本当に理解しているといえる。プレゼミナールでは、数学書を読み進めながら内容を理解し、さらに理解した内容を発表することにより、数学の学習方法を身につけることを目的とする。 |
到達度目標 |
1)簡単な数学書の内容を自分で読み進むことができる。
2)理解した数学の内容を他人にわかりやすく説明できる。 |
授業計画 |
今年度は、解析の教科書にある級数の箇所を輪講し、級数の収束や整級数に関する基礎的なことを理解する。特に、いろいろな関数のマクローリン展開を学習する。さらに応用として、整数論において級数を用いる方法を、いろいろな文献から学ぶ。
1週目は、ガイダンスを行う。学習方法や発表の仕方を説明し、2週目以降の発表の順番を決める。2週目以降は輪講であるが、以下、学習項目をあげる。 1.級数の和 2.正項級数と交項級数 3.正項級数の収束判定法 4.絶対収束級数 5.関数列の一様収束 6.関数項級数 7.整級数 8.整数論への応用 発表者は、発表内容をノートにまとめておくこと。また、発表者以外の学生は、毎回の発表者の板書等をノートに書き留めること。随時ノートを点検します。また、10回程度教科書の演習問題をレポート課題とします。出席に関しては、特別の理由がなく欠席した場合には、単位を認めないことがある。 |
教科書及び教材 |
溝口宣夫他著「理工系の微分・積分」学術図書出版(一年生の解析で使った教科書)およびプリント
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参考書 |
高木貞治著「解析概論」岩波書店(図書館に多数所蔵)
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成績評価方法 |
発表の仕方 60%、ノート 20% 、レポート20%の割合で成績を100点満点で評価する。60点以上を合格とする。
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履修上の注意 | |
教員からのメッセージ | 分からない箇所は質問に来て下さい。 |
学習・教育目標との対応 |
<JABEEの学習・教育目標との関連>
数学、自然科学及び情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力 。 |
関連科目 | |
その他 |